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ドラマの進行にあわせて「太平記」ゆかりの地を巡る #7 鎌倉交戦編

ご覧ですか?太平記! 
凄いっすね。麒麟が来ない間にしっかり大河ファンのハートをつかんでおります。
おりしも、現在の大河「麒麟がくる」の後半のキャストに片岡鶴太郎さんと陣内孝則さんがエントリー。もしや、この2名のために太平記再放送か!!?というほどの存在感です。
もう破滅のにおいしかしない北条家ですが、今回の「京都攻略」の回から次の「鎌倉炎上」までに登場する歴史の舞台をご紹介。

図は今回次回で関連のありそうな地点の地図です

鎌倉map2

上はまた手作りです。劇中の終盤登子の侍女が
「建長寺極楽寺洲崎にて戦が・・・」
というシーンがありますね。(超早口でしたけど・・)
その時にでてくるのが地図上の場所です。
鎌倉はご存じ、三方を山にかこまれ、出入り口は「鎌倉七口」といわれる切通や坂しかありません。当然新田義貞もそこを狙うわけですよね。
ドラマ中のナレーションで
「大船方面から3方に兵を分け」
とありました。建長寺から鶴岡八幡宮までの坂、源氏山周辺の化粧坂、
海辺の極楽寺の切通を意味するようですね。
北条高時にいとまごいをした守時が向かったのは、化粧坂か建長寺坂を死守するためにその前部分に当たる洲崎というエリアに出陣したようです。
今の湘南モノレールの「深沢駅」近くに碑が立っているそうです。
なるべく鎌倉幕府には敵を近づけまいという心意気が感じられますね。
(ここは行ってないので近日中に行ってきます・・)

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こちらは今の巨福呂坂

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こちらは紫陽花で有名な成就院から由比ガ浜を眺めるところ。この横を極楽寺の切通が通っています。
さらにこの極楽寺の切通に至るまでに、江ノ電の撮影で有名な鎌倉高校前の日坂も通っています

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流石古都ですね。あちこちに戦の名残が残っていますね。
鎌倉に行かれる際はぜひ太平記に思いを馳せてめぐるのもいいですね。
  次回はついに鎌倉炎上ですね・・・目が離せません。

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