冷蔵庫販売のロールプレイングから学んだ営業の心得

とある営業セミナーで得た気づき

１，２，３，多～～！
多馬力コーディネーターのマークなかじまです。
速読教室で独立をした10年前
どうやって営業をしていけばいいのかさっぱりわからず
ちょっと学ばないといけないなと思ってセミナーに参加しました。
そこで取り組んだのが冷蔵庫販売のロープレ

あなたは冷蔵庫販売の営業マンとなってお客様に提案してください。
これが出されたお題でした。
どれだけ性能がいいか、省スペースか、省電力かなど
新しい冷蔵庫のメリットを思い浮かべて相手役の方に提案しました。
私以外の参加者も、概ねそのようなスタイルの営業だったかと。

ひとしきりロープレを終えた時に講師の方が言いました。
「正解者はいてませんでした」
え？結構、良い提案できてたやんって思ったんですけどね。
正解としては、一番最初に
「冷蔵庫をお探しですか？」
って聞くことですよって言われたんです。

MLMだろうが一般のビジネスだろうが

どんな形態のビジネスであっても相手にニーズがなければ
販売・提供をする事は難しいわけです。
聞く耳が無い人に対して、話をするというのは響かない。
いかに聞く耳を作るかという事が大事になってきます。
冷蔵庫販売であれば、「冷蔵庫お探しですか？」の一言で
聞く耳がある人と無い人の分別ができるという事。

多馬力を作っていくという事になると、さらに顕著になります。
「お仕事お探しですか？」
とか
「収入源を他に持ちたくないですか？」
というような質問が大事になってくると思います。

この会社の、このビジネスが素晴らしいから一緒にやろう！
結構、このような声のかけ方をしがちだと思いますが
これだと、説得になってしまうケースも少なくありません。
渋々登録して、同じビジネスをする人にはならないでしょう。

お金稼ぎたいですか？

シンプルに「お金稼ぎたいですか？」って聞けたら早いかもですね。
この質問に「ハイ！」と答えた人にだけ提案をすればいい。
後は、どんな労働条件であればやりやすいのか。
製品の話はしなくてもいいくらいです。
シンプルに話すことが出来たら、5分～10分くらいで最初の話は終了。

詳しい労働条件を知りたい人はさらに聞いてくるでしょうしね。
こうやって多馬力を作っていく事が出来れば、広がりを見せていきます。
あなたが簡単に提案できればできるほど、あなたの先の方も
簡単に提案ができるようになるのです。
あなたが磨くべきは、説得の技術ではなく、シンプルな質問と説明力です。