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別にモテたいわけじゃないんだけど。

かれこれ十年の付き合いになる友人と電話していた日のこと。
寒さも厳しくなって、クリスマスも近くなってきて、いよいよ人肌恋しくなってきた。話の流れは自然と恋人の話になる。


「なかなか良い出会いってないよねえ」
「ほんとにねー、モテそうだとか、なんで恋人いないんですか、とかは言われるのにね」
「言われるよね笑、全然モテないけど笑」
「モテそうって言われるけど全然恋人できない人を集めたマッチングアプリ欲しい笑」


こんな会話をしていて、「モテそう」って何だろうって思ったからnoteで考えてみる。

まず僕が人に「モテそう」って言うのはどんな人なのか。
顔の整っている人、雰囲気の柔らかい人、コミニュケーションが上手な人。どれもだいたい出会って十秒もあれば判断できるようなことだ。
結局表面上の評価でしかないから「モテそう」かもしれないけど、
決して「モテる」とは限らない。

街中で飛びっきりの美人を見かけてもいきなり付き合いたい、とはならないように。まぁなる人も居るかもしれないけれど、きっと多数は知らない人といきなりそういった関係になろうとは思わない。
表面上の人柄だけではやっぱり判断しづらい。
そうなると「友人」と呼べるくらいの距離感が必要なのかな?

「モテそう」から「モテる」に変化するためには、ある程度親密な人間関係を作るに限るんだと思う。

「顔はモデル並みに綺麗だけどいつも教室の隅で読書して無口」
っていうモテそうな人よりも、
「気さくで誰とでも楽しく話ができてクラスの人気者」
の人が実際にはモテる。みたいなことなんだと思う。

人との距離感って一番難しいけど、一番大事だね。



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