イスラエルの新型コロナウイルスのワクチン接種率がスゴい

　イスラエルの新型コロナウイルスのワクチン接種率のニュースが話題になっています。日本ではまだワクチンの接種に至る前の段階なのに、イスラエルでは世界最速でワクチンの接種が行われているそうです。

コロナワクチン接種、イスラエル最速　人口の2割超に

　新型コロナウイルスは、世界中で猛威を振っているわけですから、各国の状況を簡単に比べることができます。例えば感染者数なども容易に比較可能ですね。数字を並べてみればわかるので、誰にでも理解しやすい情報です。同様にワクチン接種に関してもわかりやすいです。「人口の２割超接種の国」と「誰も接種していない国」では、明らかに大きな違いがあります。

　もちろんワクチンは、安全性の問題もあるので、スピードだけ追求してはいけないかもしれません。とはいえ、感染者数及び死亡者数が増えている中においてはスピードも要求されます。

　ところで、イスラエルが「中東のシリコンバレー」と呼ばれていることはご存知でしょうか。「シリコンバレー」といえば、アメリカのカリフォルニア州にあるハイテク企業がたくさんある超有名な地域ですね。Apple、Teslaなどの企業があります。一方、中東でハイテクに力の入っている国、それがイスラエルなのです。

　本場のシリコンバレーのあるカリフォルニア州は、感染者が急増しているニュースが報じられていますが、中東のシリコンバレーはワクチン接種最速です。とはいえ、米国も接種は開始しています。

　「アジアのシリコンバレー」になれなかった日本は、こういう話題でも蚊帳の外に置かれていますね……。

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