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「風の時代」のビジネス

 12月22日に「地の時代」から「風の時代」に入ったそうですね。考えてみたら、近年のマーケティング業界を見ても、「地の時代」から「風の時代」になっていると感じる部分があります。そこで、「地の時代と風の時代のビジネス」について考えてみました。

広告手法

地の時代:ビルの看板広告(駅前など)、ポスティング、その地域に住む人向けのTVCM・新聞の折込チラシ など
→ その地域に住む人を対象とした広告手法。

風の時代:インターネット(WEB、SNS) など
→ お客様がどこに住んでいるかは関係ない。将来は宇宙空間も期待!

店舗の立地

地の時代:駅前の商店街、一等地 など
→いい場所を選ぶことが売り上げ増加につながる。

風の時代:オンラインマーケット など
→店舗のある場所(土地)には依存されない。

情報配信

地の時代:マスコミや識者(つまり企業に所属する人)が情報を配信
→個人が何か言っても相手にしてもらえない。

風の時代:思ったことを誰でも自由に配信できる
→noteにも思ったことを自由に書ける!

情報管理

地の時代:スクラップ、ハードディスクに保存
→新聞や雑誌の記事をスクラップしたことありませんか? 自分のための情報管理。

風の時代:クラウド保存
→物理的に目に見える保存をしない。保存したものは、仲間と共有し、さらに活用。(今、世界的にも、クラウドビジネスが伸びている!)

国境

地の時代:物理的世界には国境が明確にある
→国が管理するパスポートやビザが必要。今年は特に、国境について意識させられる年だった。

風の時代:情報化の世界には国境はない
→海外の情報を読んだり、サービスを受けても(海外の先生の語学レッスンなど)、特別な許可を事前に国に得る必要はない。

働き方

地の時代:派閥争い、出世競争、年功序列、出世のための「学歴」
→「組織で生きる力」が優れた人が勝てる。

風の時代:自由に働く、実力主義、スキルアップのための「学歴」
→本人がやりたいことを自由にやる。自分の特技を生かす。スキルアップのために大人も学ぶ。

 このように比較してみると、実に面白いものです。言い換えると、これからビジネスを行う上で迷うことがあったら(例:マーケティングなど)、「地」の手法ではなく「風」の手法を選べばいいということかもしれませんね!😊

* 最新情報を追加 *

 以前は面白い話題があったら随時書いていた「風の時代のマーケティング」ですが、順序立てて理論的に執筆していこうと思い、2021年2月から連載にしました。ご興味のある方はぜひお読みくださいね🤗


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