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クローン動物の魂・性格・心理・倫理などについてChatGPTと話し合う

 今朝のニュースを見ていたら、クローン動物に関するものがあったので、少しChatGPTと話してみました。

 クローン動物を期待する人の中には、亡くなったペットの代わりを求める人もいるものです。しかし、本当にクローン動物は亡くなったペットが再び蘇るというものなのでしょうか。外見は技術により再現できるかもしれません。しかし中身、つまり心や性格などはどうなのでしょうか。もっというなら魂はどうなのでしょう。
 私は以前「魂は肉体という服を着ている」という言葉に納得したことがあります。この言葉からクローン人間を考えてみると興味深いのではないかと思いました。そこで。ChatGPTと以下の議論をしました。

ChatGPTとの対話

 ChatGPTとの付き合い方はいくつかあると思います。例えば「こういうテーマで文章をまとめて(例:クローン動物の問題点について200字程度でまとめて)」というのがよくある使い方でしょう。しかし私はそうではなく、自分の意見を述べ、それについてChatGPTの意見を聞くようにしています。そうすることで自分の考えがより深まるからです。

 まずは「クローン動物と魂」の関係について自分の意見を述べ、ChatGPTの意見をもらいました。

 ChatGPTもクローン動物は細胞の遺伝情報でしかないため、心は異なるということを指摘しています。つまり個性は異なるということです。

 クローン動物を作りたい側(ペットを亡くした飼い主)と、同じ細胞を持って生まれてきたペットとでは、大きな相違が出てしまいます。人間に例えると、「元の子は数学が得意だったのに、今度の子は芸術が得意ではないか。数学の得意なあの子はどこに行った」となりかねません。他にも生まれつきの障害なども考えられます。「前の子は生まれつきの障害などなかったのに、この子には障害がある」など。そうすると生まれた段階から存在を否定される可能性があります。そこで、ChatGPTともう少し話してみました。

 クローン動物についての問題点をChatGPTは指摘してくれました。作り手側の期待と、クローン動物が持つ個性との相違による問題はやはり大きいですね。

 クローン動物の倫理というと「人間が動物を作っていいのか」というような話になります。しかしそれ以上に、作り手が生まれてくる子に対し、もともとの子をイメージしてそれを重ねることの方が大きな問題なのかもしれません。普通に生まれてくる子は、その子の個性が尊重されますが、クローンで生まれてくる子は、元いた子の個性を作り手側が期待します。明らかにクローンとして生まれた子は自分の個性を尊重されないため、苦しむことになります。それも生まれたその日から。

 クローン動物についてどのように考えるかは人それぞれです。しかし、もしこの技術が今後のスタンダードになるなら、クローンとして生まれた子が幸せになる暮らせるような配慮が必要ですね。たとえそれが人間ではなくペットだったとしても。

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