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仕事でExcelが出来ますと堂々と言えるレベルの話

最近中途採用や派遣の採用にも関わるようになり、様々な営業事務で「Excelが出来ます!」って人と面接をさせていただく機会が増えたんですが、いまいちExcel出来るの定義がないのでその辺について書いてみたいと思います。

私の仕事はいわゆるセールスフォースの構築だとかインサイドセールス業務構築だとかMAに代表されるメールマーケティングプロセスの設計だとか、まあそんな感じの仕事なので、割と多くの顧客情報のデータってのをExcelで取り扱うことが多かったりするんですけど、そんな業務で活用するレベルのExcelができるがどんもんかっていう話です。

で、身も蓋もない話を最初にしちゃうと、「ショートカット使いこなせます!」とか「関数のマニアックなもの知ってます!」とか「マクロ組めます!」っていうのは割とどうでも良くて、

「なんでもググれば1時間以内に解決できます!」って能力の方が重要だったりするんですよね。

これ今はChatGPTだとか生成AIがヒント以上のものをくれるのでもっとそのスピードに拍車がかかっていると思いますが、要は”今”知っていることよりも、”これから適応”できるスキルの方がとても大事だったりします。

で、もっと大事な能力が次なんですけど、

この答えに至ったプロセスをわかりやすく表現できるスキル

これに尽きます。

Excelであれこれ関数を駆使してデータをクレンジングし、これがその答えです!って自信満々に提出されても、こっちは「本当に?」って疑問がずっと湧いてるわけですよ。確認したいんです。本当かどうか。

その難解な数式のプロセスを口頭だけで説明されても、信用できないからもう一回こっちでもっと時間かけてレビューしないといけないんですよ。

なのでExcelが出来るっていう前に説明スキルを身に着けてほしいと思う今日この頃です。

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