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JTUG Supporters卒業しました。2年間の活動で学んだこと

こんにちは。マーケターももです🍑
この度、2年間務めたJTUG(日本Tableauユーザーグループ)サポーターズを卒業いたしました。といってもTableauユーザーをやめたとかそういう話ではございません!w JTUGの輪を広げたり、サポートする役割である「運営」から卒業したということになります。
前回のnoteで報告した通り妊娠をきっかけに卒業する運びとなったのですが、JTUGサポーターズに入った経緯や活動の詳細、今後のビジョンを本記事でお話できたらと思います。これからJTUGで主体的に活動されたいなと感じている方のご参考になれば幸甚です。

JTUGサポーターズへ入ったきっかけ

私は2020年度からJTUGサポーターズへJOINしました。きっかけはとても些細なもので、参加した2019年の冬の総会に遡ります。運営メンバーの方々がTableau社外の方であっても積極的にイベントを進行し、本人達が楽しそうに盛り上げている姿を見て、サポーターズへの加入に興味を持ちました。それまでTableau社が主催するイベントに何度か足を運ぶことはありましたが、JTUG主催の懇親会に参加するのはおそらく初めてだったと思います。当時、Tableauユーザーの方たちとSNSでしかご縁がなかったので1人で参加し、コンテンツによる機会によって名刺交換したり、話すようになりました。抱えている悩みや価値観に共感できるひとときはとても楽しかったのを覚えています。Tableauユーザーの方たちは温かい方が多いのだなと感じたのです。

2年間務めたSNS領域でのマーケティング

JTUGサポーターズへの参加意思を運営側に伝えたのち、説明会を開いて頂きました。いくつか用意された役割からSNS領域でのマーケティング担当に就きました。「マーケティング」といっても売ることにコミットするのではなく、潜在ユーザーへの認知や、Tableauに興味を持たれる方へ情報のキャッチアップをするきっかけ作りを行ったり、ユーザーの方にコミュニティの認知を広げ、触れていただく機会を作ることにコミットする役割です。
JOINする前から仕事でSNS領域での集客や、コミュニティーマーケを務めていたこともあり、経験を活かせばJTUGの輪を広げていけるのではないかと考えたからです。それまでJTUGには公式のSNSアカウントがなかったためゼロイチでの構築が必要となりました。

ゼロイチのSNS(Twitter)戦略は既存コミュニティ(JTUG)の力を借りて育っていく

2020年度は私含め3名(ひろこさんりささん)でSNS担当に就き、まとめ役の前井さんKTさん含め色んなアイデアを出し合いながら走り始めました。活動は公式Twitterの立ち上げ、公式YouTubeの立ち上げから始まったのですが、アカウントを作る事自体は簡単でも、0からどれだけフォロワー数や登録者数を増やせばいいかは結構悩みました。YouTubeにはまずコンテンツをあげてみようというシンプルなアクションから始まり、Twitterについては具体的な方向性を決めてから進める方針になりました。

多くのSNSゼロイチ戦略は、コミュニティが存在しないブランドや商材ではとにかく認知を広げるため、潜在層へフォローや'いいね'等を行い認知を広げるところから始めることが多いですが、私達はフォローや'いいね'はせずコンテンツ投稿から始めていきました。日本のTableauコミュニティにはすでにSNS等でユーザー同士の繋がりがあり、エンゲージメントの高いコミュニティが存在していたため、自然とフォローやアカウントへの初期エンゲージメントが高まると考えていたからです。JTUGサポーターズにも、すでにTwitterやFacebookで繋がりを持つ人が多く各媒体で「公式TwitterやYouTubeを作ったよ〜」といった投稿のみ行い、繋がりの多いJTUGサポーターズでリツイートや引用リツイートで既存コミュニティに存在を拡散させていきました。結果、開設1年でフォロー0人に対し数百フォロワ―のアカウントに成長しました。当時TwitterにおいてJTUGのTOPインフルエンサーで1000人台のフォロワー規模であったため、良い成長度だったと記憶しています。
こうして形が見えつつあったJTUGというコミュニティが公式のSNSアカウントを持つことで、より存在感が見えるようになったのではと思います。
知ってる方からすると当たり前の存在ですが、toBサービスに「ユーザー会」というコミュニティが存在するのは意外と知られていません。このユーザー会というものが何か、様々なサービスのユーザー会で謳われる「○○UG」という名前も何なのか、知るきっかけとしてSNSやアカウントという存在は活用できると感じました。

2020年度の活動と見え始めた課題

2020年度は主に下記のような活動を実施していました。

・イベントのお知らせ
・総会に向けたカウントダウンコンテンツ
・総会でのリアルタイムツイート
・Togetterでの総会まとめ投稿


JTUGでは夏と冬の年2回で総会を実施しています。大規模イベントであるためカウントダウン含むコンテンツの紹介、総会でのリアルタイムツイートなどを実施し盛り上げていました。そしてイベントのお知らせも見つけ次第投稿したり、各イベントの幹事の方からお知らせがあれば投稿したりしていました。

初めの半年ちょっとはフォロワー数の成長傾向が良かったのですが、年末頃に伸びが悪くなっていき、アカウントのエンゲージメントが下がっているのではないかという課題に直面しました。メンバー同士で要因を考察したところ、下記のような仮説が挙げられました。

・投稿内容が定型化されており、投稿に興味を引けていない。
・JTUG公式Twitterにフォローする方がTableauユーザー個人のTwitterアカウントをフォローしており、情報発信が個人アカウントよりも遅れてしまい新鮮味が薄れている。
・既存外のコミュニティにリーチできていない

SNSは定型化された情報や新鮮味のない情報は求められないため、JTUGアカウントならではの'オリジナル要素'をより展開する必要があるのではないかと考え始めました。投稿することを目的にするのではなく、JTUGの輪を広げるきっかけの存在として立ち返り、運用することの重要性に改めて気付かされたのです。

2021年度の活動は改善と新しいニーズの発見に繋がった

2021年度には、yudyさんがチームにJOINしてくださり、2020年度に行っていた活動に加え、オリジナルコンテンツとしてTableauの豆知識を投稿したりJTUGの記事コンテンツを紹介するようになっていきました。

 さらに、投稿内容の定型化をやめ、投稿者それぞれが好きな文章で投稿し、不安がなければチームメンバーへの事前確認無しで投稿スピードを上げる方針に変更しました。特にyudyさんは下記投稿のように画像を作って情報をまとめるなど非常にわかりやすくキャッチーなコンテンツを上げてくださいました✨

この方針変更は非常にいい作用をもたらし、投稿スピードも上がり投稿数も増え、オリジナル情報によって新しいコミュニティへのリーチにも繋がりました。結果フォロワーが現在1,000人を超えるまでに成長できました。

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今もフォロワーは伸び、1投稿あたりの'いいね'やRT数も維持できていると思います。JTUG公式Twitterが求められている「ニーズが何か」見え始めた2021年度でした。
そして、2022年度はJTUGサポーターズに新メンバーが沢山加わり更に進化していきます。これからの活動が楽しみです!🌟

コミュニティでのSNS運用で学んだこと

JTUGというコミュニティはTwitterに限らず様々な媒体で存在していると考えます。Facebookやクローズドな社内コミュニティ、オフラインでのみ繋がるコミュニティなど様々です。Tableauを使っている人や興味を持っている人がどこに存在するのか、存在する場所でどのようなきっかけ作りが求められ、きっかけを作る者にどんな「ニーズ」を向けられているのか常に向き合い続ける必要があると、JTUG公式Twitterを運用して学びました。成長すれば新しいニーズがうまれ、形を変えながら答え続けていくことが大事なのだと思います。

これからはJTUGの一員として盛り上げたい

この度、運用メンバーであるJTUGサポーターズを卒業いたしますが、引き続きJTUGの一員として、Tableauを愛用し、盛り上げていきたいと思います。育休から戻りどのような生活になるかはわかりませんが、きっとTableauは活用し続けていると思います!笑
JTUGの運用メンバーになれて、新しい繋がりが増えたほかビジネスパーソンとしても大きく成長できました。この経験を今後も活かしていきたいと思います✨

関わってくださったすべての皆様、ありがとうございました!
I LOVE Tableau and JTUG ♡

マーケターもも:https://twitter.com/marketer_momo
JTUG Twitter:https://twitter.com/jp_tug

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