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【9月13日】米中銀は連続利下げ

現在の為替市場のトレンド

現在のドル円は141円台に再び下落しており、上値が重い状態が続いている。ドル売りが優勢となっており、142円台半ばまで戻したものの、その後失速したが、7月中旬以降、FRBのスタンス変更を背景に下向きの流れが形成され、そのトレンドに大きな変化は見られない。依然、ドル円は下方向のトレンド。

朝方までの振り返り

昨日発表された米消費者物価指数(CPI)と本日発表された米生産者物価指数(PPI)は市場に大きな反応を引き起こさなかった。これを受けて、来週のFOMCでは0.25%の利下げに留まるという見方が市場のコンセンサスとなっている。また、FRBの利下げペースについては今後の米経済指標次第と見られています。FRBの要人はハト派的な姿勢を示しており、急激な利下げではなく、緩やかなペースでの利下げが予想されています。米ドルと円の金利差はさらに縮小する見通しであり、ドル円も追随して下げると考えられる。

米ドル/円の日米2年債利回り差

本日の注目ポイント

米ミシガン大学消費者態度指数
 発表時間: 23:00 

市場の意思

市場は現在、ドル売りのトレンドが続いており、FRBの利下げに対する期待感が高まっている。特に、来週のFOMCでは0.25%の利下げが確実視されており、市場はFRBのスタンスが今後もハト派的であると見ている。

今後の推移

今後のドル円は、引き続き下向きのトレンドが続く可能性が高い。特に141.70円の水準を再度試す動きが予想される。FRBの利下げペースや、今後の米経済指標の結果次第では、さらにドル安が進む可能性もある。

現状で最も買われやすい通貨

円・ゴールド
リスクオフの局面では、安全資産とされる円・ゴールドが買われやすい状況。インフレ再燃が警戒されていたが、PPI終了後にはインフレ率の継続した軟化を確認でき、FOMCの連続利下げは確実視された。

※本記事は投資助言に関するものではございません。投資判断は自己責任の上お願いいたします。

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