意識低い系飲みニケーション
飲みニケーションへの意識調査の結果が話題になっています。
今の時流を考えると、必要性を感じないという意見が多数を占めるのは
当然かなと思います。
そもそも飲みニケーションって必要だったのか?
という原点から改めて考えてみたいと思います。
まず前提として、私はお酒が大好きです。
飲み会も外食も大好きです。
誰に隠すこともなく、私を知る人は皆そのことをよく知っています。
とすると、
会社の飲み会も大好きだろうかと思われるかもしれませんが、
実は社員と飲むことはほぼありません。
会社の飲み会については、コロナ前は年に4回開催していました。
そのうち3回は社内でケータリングを頼んで実施します。
年末の忘年会はお寿司屋さんに来てもらって
目の前で握ってもらいました。(これは評判がよかった!)
勤務時間内からスタートして、
勤務時間終了後はそのまま残るも退出も自由というスタイル。
出張、外出と重なった場合は参加は各自の判断でよし。
有給取っていれば、不参加でもよい。
社内にいる人は、乾杯と表彰(後で後述します)は参加。
仕事がある場合は、飲み物や食事を自席にもって、仕事してもよし。
とそんな感じでした。
よって出社して社内にいる人は少なくとも3~40分は一緒の時間を過ごすことができます。
これを十分と取るか不十分と取るかは人それぞれですね。
ケータリングが19時に撤収し、19時半位にはお開きとなります。
最後まで残っているのは1/3位でしたでしょうか。
私も基本中座してました。
詳しくはこちらもご覧ください。
6月は新入社員歓迎会を兼ねていたので、外で開催しました。
これは年に1回位はお店で食事したいという社員の希望によるものです。
後は社員旅行を行っていたので、それも飲みニケーションでしたね。
社員旅行は国内だったり時に海外も行きました。
全額会社負担です。
参加率は国内だと半分強でしたが、ハワイにすると7割以上の参加率でした。
社内の関係性の質を高める目的というよりも
研修などで築いた関係性の質の高さが、参加率や社員の満足度として
現れたかなと思っています。
それ以外で私が社員を誘って飲みにくことは基本はゼロです。
例外は外出や出張で一緒になったときですかね。
18時頃に出先で仕事が終われば、
「食事でもしてく?」と聞いてました。
「そのつもりでした。お願いします!」となれば行きますし、
「今日はちょっと・・・」となれば、解散します。
この割合も半々くらいでしたかね。
ちなみにお昼ご飯は私は基本ひとりで食べます。
社員を誘うことはありません。
偶然同じ店で出くわしても、当然のごとく席は離れます。
お会計は私が持つこともありましたが(笑)
振り返ってみると、
私は社員と飲むのことに積極的ではありませんでした。
向こうも社長と飲むとなる気を遣うでしょうが、
実はこちらも気を遣うのです。
社員時代は社員同士で飲むのは好きでしたし、
当時の社長(創業者)と飲むのも好きでした。
自分が社長という立場になってみて
飲みニケーションをしていくうちに
飲みニケーションに対して消極的になったというのが実感です。
なぜか?
やっぱりどうしても説教ぽい話が出てしまうんですよ。
そして説教のような話をしていると、
ついつい、「俺の若いころは…」なんて武勇伝的な話をしてしまうのです。
で、それは聞かされる側からすると、
参考になる話があったとしても、
なんか面倒くさいと思う気持ちも分かるのです。
そんな自己認知があるので、
終わった後になんとなく「やっちまったな~💦」なんて思えてしまうのです。
なんで説教と武勇伝かと言うと、
それは純粋に伝えたい、教えたいという思いではあるんですが、
その匙加減が難しいんですよね。
となって結果的に消極的になっていったと思います。
もちろんコミュニケーションの重要性も理解しているので、
社内での立ち話やちょっとした声掛けとか
関係性の質を高める趣旨の研修を増やして、
コミュニケーション量を確保することの方を重視するようになりました。
で、実際どうだったかというと、
社内の関係性もそれなりによくなり、
業績も伸び続けることができたので、
間違った選択ではなかったかな、と感じています。
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