金曜日の随筆:週単位で管理が合理的
また運命を動かしていく金曜日が巡ってきました。2024年のWK40、神無月の壱です。2024年の残り3カ月の週末を充実した、濃密な時間に出来るよう、気張っていこうと意気込んでいます。10月最初の週末を迎えて、ワクワク感が湧いてきています。身体には夏の疲れと倦怠感はうっすらとあるものの、気持ちは前向きです。本日は、『週単位で管理が合理的』という私の持論です。
月単位が基本の日本、週単位が基本の欧米
日本人がイメージするまとまった区切りは、「月」のように感じます。この考え方は、社会のあらゆるシーンに浸透している為、染み付いているように感じます。統計なんかも、月単位管理に頑なに拘る傾向があるように思うし、月が替わると何となく気分が一新したように感じます。あらゆるものが杓子定規にマンスリーで管理・運営されている印象があります。
私がこれを当たり前と考えていることに気付いたのは、アメリカで生活するようになり、2年ほど経った頃でした。社会の仕組みや人々の思考が週単位で組み立てられているような印象を受けたのです。給与(Payroll)は、二週間毎(Bi-Weekly)に年26回支払われていたし、ビジネスのカレンダーは、月〜日曜日を1単位として進められていると感じたのです。そしてそれは、ヨーロッパも似た考え方のように感じました。月単位で運営されるものが皆無という訳ではないものの、7日間を1基礎単位に、52Weeks(364日)≒1Year のスパンで動いていく印象があります。統計資料なども、前年の同じWeek同士を比較して分析する風習が根付いていたように思います。
基礎単位の違いが及ぼす時間感覚
私は、試行錯誤を繰り返した結果、週単位で発想し、管理するのが合理的である、という考えに今は落ち着きました。以前は、4日単位、5日単位、10日単位など、試したこともありますが、長続きはしませんでした。
週単位管理は、特にビジネス系の取り組みには効果的だと思います。習慣やルーチンも週単位で決めておくと、規則正しい生活が守れ、精神も安定するように感じます。以前の私は、火曜日の夜がルーチンねバータイムでした。
日本でも、週の時間割は重視されているし、曜日毎の特色も色濃くあります。週単位での諸々の管理を実践している人も少なくないとは思います。ただ、日本人は、月という単位を物凄く大切にしている印象があります。伝統行事の日付けも、利便性や合理性などを考慮せずに、◯月◯日を頑なに守ろうというものが少なくありません。
移動祝祭日の制度が取り入れられた時は、新鮮に感じました。毎年恒例のイベントも、◯月の第二日曜日、という風に曜日を意識して固定されることも徐々に増えている印象はあります。
月単位での管理が相応しいものもあることは認めますが、私には向きません。月1回のルーチンの場合でも曜日で固定したいタイプです。時間単位を何で設定しているかは、結構重要だと思います。
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