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金曜日の随筆:結婚20年を振り返って

また運命を動かしていく金曜日がやってきました。2020年のWK48、霜月の最終週です。本日のnoteは、『結婚20年を振り返って』。あまり実用性のない私的な備忘録になります。


20年はあっという間

今年は妻と結婚して20回目の結婚記念日を迎えました。人生を共に歩むパートナー同士になって、特に息子が生まれてからの10年半は、瞬く間に過ぎていきました。一日一日を大事に生きているつもりでも、振り返ればこの一年もあっという間に過ぎていった気がします。

結婚20年は、妻の好きなパリで過ごそうと飛行機のチケットも予約していたものの、状況が状況なので断念し、ちょっと豪勢なランチと横浜のホテル泊に変更しました。

私と妻は性格や考え方に似たところの多い似たもの夫婦です。些細なことでの口論はしょっちゅう起こるものの、生きていく上での大きな方向性については意見が大きく対立して揉めた記憶はありません。

私が会社を辞めることを告げた時も妻は驚きはしたものの、「毎日つまらなそうな表情をしていたから予感はあった。あなたが納得できる人生を生きればいいんじゃない」と最終的には受け容れてくれました。本当にありがたい話です。

妻は母になった

2010年に息子が産まれてからは、ほぼ子育てに専心してくれています。息子を産んでくれたことには本当に感謝しています。私達夫婦には結婚してから10年近く子どもができませんでした。私はこのまま二人で生きていくのも悪くないと思っていましたが、妻は子どもの誕生を強く望んでいました。当時の私は、彼女が母親になることをそこまで強く願っていることに気付いていませんでした。

子どもが産まれる前から、「子育ては大変なもの(実際その通り)」という話は聞いていたし、意識していました。妻は旅行や外食が好きな快活なタイプなので、子育ての単調な毎日に耐えられるのか、少し不安に思っていたところもありました。

そんな心配は杞憂で、妻は息子が産まれた瞬間から母になりました。母は強し、という言葉は真理だな、と痛感します。息子を思う気持ちと行動は、いつまでもガキの気分が抜けない父親の私の比ではありません。今の私と妻の関係は、息子を介した父親と母親としての関係が主になっています。それはそれで気持ちのいい関係です。

後20年寄り添いたい

私には72歳までのラフな人生計画表があります。予定ではまだ20年の残り時間があります。わがままを発揮して自分の好きな道に妻を連れ出してしまった責任を果たさないといけません。そう考えると、自分に与えた20年という寿命は長くはありませんが、短くはありません。

私達夫婦の関係がこれから先も絶対に大丈夫という保証はありません。妻に愛想を尽かされて捨てられる可能性はあります。今の所、一緒に苦難の波を乗り越えていきたいものだと願っています。

このまま私の人生後半戦が迷走を続けて、生活を維持していくための資金が尽いたら、昭和生まれの男の責任感と価値観に従い自分の命を差し出して、妻と息子が暮らしていくための生活を守る覚悟でいます。家族の存在は自分を奮い立たせる気力にしたいと思っています。

今週の格言・名言《2020/11/23-29》

The more stressful the decision, the more quickly is should be made.
決断にストレスを感じることほど、即決する。
You are already a success.
- Bashar  extraterrestrial intelligent life
あなたは、既に成功そのものである。
ーバシャール 地球外知的生命体

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