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生活簡素化元年

連日寒い夜が続いていて、相応に気を張っていないと、マイナスの強い波に流されてしまいそうです。この前2024年が明けたと思ったら、もう1月最後の週末が目の前です。本日は、『生活簡素化元年』というテーマで、今考えていることを記録しておきます。

2024/1/25の日記

朝の支度の途中で鏡を見ると、白髪が目立つようになりました。昨年の同じ時期よりも風貌が確実に一段年老いたように思います。ふっと先行きが不安になりました。

仕事を終えて家に戻る時、僅かですが陽が延びたように感じました。冬至からは1ヵ月が経過していますので、少しづつでしょうが日照時間は長くなってきている筈です。こうした細やかな嬉しい変化を実感できるのは救いです。

まあ俯瞰してみれば、現在は小康状態です。良くもないけど、悪くもない。そんなあまり変わり映えのしない毎日ですが、このnoteへの記事投稿は今後も続けていきます。ちょっとだけ気張って、ちょっとだけ無理をして、精力的に活動していこうと気合を入れ直してみようと思います。

新NISAをどう使うか

私は経済評論家でも、第一線のビジネスマンでもないので、小難しい議論は出来ません。社会の底辺近くでひっそりと暮らしていこうと覚悟を決めている市井の凡人には、著名なエコノミストの大所高所のマクロ経済予測は、まあどうでもいいものです。根拠レスですが、今年は可もなく、不可もなく進み、終わってみたら、結構いい年だったね、という形で収まるのではないでしょうか。

私の目下の関心は新制度に生まれ変わったNISAの活用方法です。年間投資枠が旧NISAの120万円→360万円(つみたて投資枠120万円、成長投資枠240万円)に拡大されたので、さてどう利用したものか…… と今更ながらリサーチを開始したところです。旧NISA時代に投資した分がこれから毎年償還を迎えていくので、利用できる制度は、うまく活用できるに越したことはありません。何だかんだ言ってもお金は、大事ですから。

成長せずとも、賢く生き抜く

経済成長余力に乏しく、貧乏臭くなっていると言われる日本ですが、安く暮らせるのは悪いことではない、というのが私の変わらぬ持論です。背伸びをして、実体の乏しい数字だけの経済成長を目指さず、少々貧乏臭くても、治安悪化と精神の荒廃を食い止める地道な施策を期待しています。

これは完全に、手厚い社会保障を求める私のポジショントークです。30代~40代は結構な額の所得税と社会保障費を払ってきたつもりですから、それなりのリターンは期待しています。今後はどんどん日常生活で必須のコストを削り落としていき、極力身軽に暮らしたいと思っています。昨日のnoteで書いた散髪なんかは、時間も費用も節約できている好例です。ゴルフやクルマなど、お金のかかる趣味はありません。ライフワークと豪語していたバー飲みも聖域にはせず、バーに立ち寄る頻度を徐々に落とす予定です。日常生活での満足感は落とさずに工夫して支出を絞り、収入の下落に備えます。これは、弱者の戦略の王道です。2024年は、生活簡素化元年です。

今週末の読書予定

偶然知り、タイトルに惹かれて、蝶野正洋『肩書がなくなった自分』(春陽堂書店2023)という本のkindle版をamazonでポチって買いました。「息子の父親」という肩書き以外は一切いらない、と全てを放り出している私としても、他人の考えを覗いておきたい内容です。まだ、最初の数頁を辿っただけですが、この週末は蝶野氏の生き方をしっかり味わってみます。


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