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もしも1億円が銀行口座に突然振り込まれたら......

今日は、終日松本市内で予定があり、交流を楽しんだ後、夜のドライブを楽しみ、先程家に戻ってきました。普段、職場の仕事以外で誰かと会話を楽しむ機会は殆ど無く、頭をフルに回転させることも少ないので、珍しく心地良い疲れがあります。これを書き終えたら寝ようと思います。

脳疲れついでに『もしも1億円が銀行口座に突然振り込まれたら......』という俗っぽさ全開の妄想テーマで、思考遊びをしてみたいと思います。

現実問題として半分以上は税金に消える

こういうお題を与えられた時、いきなり「何に使おうかな」と前提条件を確認せずに思考をスタートさせるのは、現実を軽視し過ぎなのでしょう。勝手な思い込みでファンタジーの世界に身を委ねてしまっては、相手の思う壺であり、簡単に騙されてしまいます。

実際の所、何の兆候もないのに銀行口座に1億円の大金が振り込まれてきたら、犯罪絡みの可能性が大ですから、まずは疑ってかかるべきでしょう。仮に仕事の対価であったとすれば、来年度の確定申告に備えて源泉徴収額と納税額を慎重に確認し、真の手取り額を確認してから使い途を決めないと、後々ドツボに嵌ります。納税時期に請求内容を見て愕然としたり、申告漏れの脱税指摘を受けて追徴されるのは、最悪の結末です。

とはいえ、妄想企画でそんな夢も希望もない想定をしていても面白くないので、この1億円は合法的に納税義務のないお金、私が自由に処分していいお金という設定にしてみます。まあ、その前提だとしても、何かを買う場合には消費税をはじめ、各種の税金や諸経費が徴収されるのが現実です。1億円を一時的に手にしたとしても、半分以上は税金で持っていかれると覚悟しておくのが賢明でしょう。

1億円の使い途

御託が長くなりましたが、自由に使ってもいい金額がネットで1億円ある、という前提で、話を先へと進めます。私は、以下の比率を目安に使用する用途を分配します。

①贈与 20%
②寄付 10%
③貯金 20%
④投資 30%
⑤消費 20%

私は極めて現実的な嗜好の持ち主である、と自負しています。どちらかと言えば、浪費家ではなく、吝嗇家タイプです。ただ、『金は天下の回りもの』であり、使い途のないお金を自分の手元に抱え込んで死に金にするくらいならば、積極的に世の為、人の為に使った方が良い、という考えもうっすらと持っています。

過去には、仕事で何十億、何百億という金額をハンドリングする立場だったこともありますが、プライベートとなると、1億円という金額は、自分が理性を失わず冷静にハンドリングできる、上限ぎりぎりの線だろうと思います。それ以上の金額になると、私の器を超えている感じがして、関わるのを避けた方が無難な気がしています。お金の使い方にはセンスと経験と誠実さが不可欠であり、高額のお金は選ばれし才能がある人に委ねるのが正しいと思っています。

前置きはこれくらいにして、私の考えた分配案です。私がお金を使うことに心から感謝してくれそうな相手や組織への贈与や寄付として全体の30%を確保し、残りの70%を、貯金・消費・投資に2:2:3の割合で分配したいと思います。以下詳細。

贈与・寄付

自分の親族、お世話になった人、賛同する活動などに少しずつ分配して提供したいと思います。

貯金(元本保証)

一時話題となった『老後2,000万円問題』を軽く意識して元本保証の金融商品で保有します。具体的には、このうちの70%を日本国債、30%を銀行預金の積み増しに使います。

投資(元本非保証)

応援したい企業への株式投資や個人への投資に、ざっくり半分ずつ使います。投資リターンは意識します。先々の配当収入期待です。新Nisa枠やideco枠はフルに使います。

消費

20%(2,000万円)を消費枠として確保しましたが、特に贅沢品が欲しいとは思いません。パソコンや家庭用電化製品などの実用品中心に、今必要なものを適正価格で購入するでしょう。なるべく投資に近い消費を心掛けます。

生活習慣は基本的に変えません。自動車は軽に乗り、立ち食いソバも食べ続けます。時々バー飲みも楽しみます。

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