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型を作っておく

もう1月も終わりです。例年1‐3月は時が経つのが早く感じる時期ですが、今年もその傾向が顕著で、あっという間に1ヶ月過ぎた感じです。今週は、日中にやるべき事が非常に多くて、あまり精神状態に余裕はないのですが、緊張感を保ってパワーを絞り出す経験も無駄にはならない筈です。本日は、自分が苦手な『型を作っておく』ということでの自由意見です。

型を作って効率化

型は、テンプレートと言い換えてもいいかもしれませんが、上手に使えば効率良く物事を処理していけます。具体的な例を、普遍的な型にはめていけば応用問題で一定のクオリティを担保できます。それは、頭ではわかっているのです。しかし、私はどうもパターン通りに考えたり、処理したりするのが好きではないようです。ついつい自分のテイストを加えて、自己流にしてしまう悪い癖があります。

応用の効く抽象度の高い型を作っておくと、確かに効率的です。勉強や、遊びや、仕事も、自分なりに使える型を持っていれば、もっと活躍できたのではないか、という残念な想いはあります。

もう一度考え直して型を作りだす

55歳を目前にして、今さらながら世の中に通用している便利なツールやテンプレートを素直に活用しようかな、と思い始めています。きっかけは、『荒木博行のbook cafe』で荒木さんが取り上げた、世阿弥の『風姿花伝』の解説番組でした。さすが、荒木さんの引いてくれる補助線は判り易いです。あまり意識していなかった見解だったので、「なるほどな」と腹落ちしました。

能の世界には全く詳しくないものの、荒木さんが話してくれた内容を聴いて興味を惹かれました。ちょっと調べてみたくなりました。世阿弥の作り上げた能の型を学んでみたい気がします。

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