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2023年の旅①:聖地・比叡山延暦寺

金曜日・土曜日と旅行を満喫してしまった為、noteの記事投稿をお休みしてしまいました。観光や移動の合間に何度も書くチャンスはあったものの、後回しにして夜はお酒を飲んだりした結果、疲れと甘えが出てしまいました。ようやく松本の部屋に戻ってきたこのタイミングで、今回の目的地であった『2023年の旅:聖地・比叡山延暦寺』の旅の記録を書いておきます。


2023年の目標を叶える為の旅

今回の旅は、先週ふっと思い立ちました。19日(木)の夜、松本駅23:30発のどっとコムライナー(高速バス)に乗り、20日(金)の6:30に京都駅八条口に着きました。私は、40代になった頃から『座右の銘』として、

Pain is inevitable. Suffering is optional.

たゆたえども沈まず

を掲げて励みとしてきましたが、55歳を迎える今年、方向展開することを考えていました。色々と考えた末、天台宗の総本山・比叡山延暦寺の開祖である伝教大師・最澄の教えである

『照干一隅(しょうかんいちぐう)』

ということばがしっくりきました。どんなにちっぽけな持ち場であったとしても、しっかりと役割を果たして、社会に貢献する、という姿勢は、私の現在の心境に近いものがあります。今年からは、『一隅を照らす』ということばを心に刻み、大事に生きていこうと思っています。その証として総本山に参っておこうと思い立ちました。以前に比叡山延暦寺を訪れたのは、もう20年以上前になると思うので随分久し振りの再訪になります。

聖地に相応しい荘厳さ

冬季は、京都駅から直通のバス、出町柳駅から叡山鉄道のロープウェイが休止になるので、比叡山延暦寺へのアクセスは、JR湖西線で比叡山坂本駅へ出て、比叡山鉄道の坂本ケーブルを利用することにしました。

比叡山のお膝元にあたる大津市坂本は、事前の調査不足でよく知らなかったものの、明智光秀にも所縁があり、神と仏の融合する落ち着いた場所でした。坂本城址公園や、日吉大社、西教寺といった観光地にも恵まれています。

日吉大社
日吉大社
JR比叡山坂本駅 案内
伝教大師最澄出生地
比叡山生源寺

1927年に営業を開始した坂本ケーブルは、100年近い歴史があります。比叡山坂本駅から坂本ケーブルのある乗り場までは、徒歩で向かい、8:30発の始発に乗って延暦寺を目指しました。比叡山延暦寺駅から、琵琶湖を見下ろす景観は壮観です。歌人、紀貫之もこの景色を愛し、死後当地に埋葬されることを望んだのも頷けます。

比叡山一帯が聖地になっているような印象です。ケーブル終点駅からは約10分程歩くて延暦寺の東党エリアに到着です。東党エリア〜西党エリアと寺院内を拝観しました。寺院内は巨大で全て歩き回り、全ての建物を観て回るのは至難の業です。できる限り各所で、しっかりとお祈りをしてきました。

坂の上り下りを歩いて疲れたので、ほうじ茶とみたらし団子で休憩してから、11:30発のケーブルに乗って山を下りました。

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