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小さな自由と、大きな悲しみと、中くらいの思い出

先週後半くらいから『会社辞めます』を本格的にオープンにすると、意外と反響が大きくて、普段コンタクトが途絶している人とも突然復縁するから不思議です。同じ時代に、同じような苦労をした人達とは、「便りがないのはよい便り」と信じて、お互い詮索せずに暮らしていますが、いざ「便り」が届くと、それなりの感慨があるようです。

今週は本業での最後のご奉公に時間と労力を投下することになりそうなので、練りに練った渾身のnoteは書けそうもありません。今日のタイトルは私がファンだった今は亡き伝説のアイドル、本田美奈子さんのヒット曲、1987年2月発売の『Oneway Generation』の歌詞の一部から拝借してます。

私の28年半の会社生活を総括するのに、「さよならの代わりに手に入れたものは、小さな自由と、大きな悲しみと、中くらいの思い出だけさ」は、結構しっくりくる総括になるなと思ったので、引き出しから取り出して使わせて貰いました。

この曲の作詞は秋元康さんです。今ではAKBグループ、坂グループのプロデューサーとして押しも押されぬ大御所的存在ですが、おそらくは、自身の本業を作詞家としての活動にシフトし、名前が売れ始めた頃の作品だと思います。この曲は、大学受験の為に東京へ向かう新幹線の中でウォークマンで聴きまくっていた懐かしの曲です。

タイトルに使わせてもらったこの部分の歌詞は改めて凄いと思います。プロモーションビデオの本田美奈子さんの超絶の可愛いさしか印象に残っていませんでしたが、歌詞が深いです。

会社員生活28年半の振り返りは、退職して時間が生まれた後に、ぼちぼち振り返っていきたいと思います。私が組織人としてこんなに長くやれるとは思いませんでした。


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