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賢い二人

本日は、歩いて移動中に聴いていた人気お笑いコンビ、ロザンのYouTubeチャンネル『ロザンの楽屋』のコンテンツに思ったことのまとめです。

6/11は特別扱いの日

本日、6/11は私が勝手な記念日認定している日です。その理由は、私がアメリカ駐在に赴任したのが2001/6/11で、本帰国したのが2005/6/11だったという極めて私的なものです。何だかんだ言っても、アメリカ生活は私の人生の最大のハイライトであったことは間違いなく、あれ程の豊かな経験はこれからの人生でもうできないだろう、と思っています。

そんな訳で、本日は記念日ということを口実にして、前から気になっていた近所(と言っても徒歩30分位かかるエリア)の焼き鳥屋さんを新規開拓することに決めました。ガッツリ呑んで、食べてきました。お店は"大当たり"で、注文した全ての小皿、焼き物、揚げ物、〆の蕎麦に至るまで美味でした。そのお店に向かっている途中で、上述のYouTubeチャンネルを聴いて、「この二人、賢いなあ......』と感じました。

実力派芸人、ロザン

吉本興業大阪所属のお笑いコンビ、ロザンは、高校時代の同級生、菅広文(1976/10/29- ボケ担当)さんと宇治原史規(1976/4/20- ツッコミ担当)さんのコンビです。

京都大学出身でクイズ番組で活躍する宇治原さんの方が全国的な知名度は高いかもしれませんが、ロザンの頭脳を担っているのは、菅さんです。最近ではお笑い芸人の枠を完全に飛び越えて活躍中のキングコング西野さんが、お世話になった先輩、頭の上がらない先輩として度々引き合いに出すのが菅さんです。あの賢い西野さんが一目も二目も置く人だけに、菅さんの視座は非常に広く、深いものがあります。そしてその頭の良さ、センスの良さをひけらかさない程好い雰囲気を醸し出しています。相方の宇治原さんの地頭の良さ、魅力を誰よりも認めて、良さを引き出していると感じます。

この動画では、菅さんがAlの現在地点を人間の成長に喩えて論評しているのが鋭いと感じました。宇治原さんの持っている豊富な知識と情報と見識も流石なのですが、テーマの領域を広げたり、膨らませたり、結論の着地点に落とし込む為の絶妙のスルーパスを繰り出すのは菅さんです。

Alによって起こる逆転現象

この動画で二人が語っている内容には、かなりの部分で共感します。従来の「賢い」の内容が変質しつつあるのはその通りであり、成長期に入った感のあるAlを邪悪な思想に染め上げないことが、人間社会を崩壊させない為に頗る大事になってくるでしょう。子供の躾と同じ、というのはなかなか巧い喩えだと思ってしまいました。

Alの台頭によって地殻変動、逆転現象が起こってきそうです。私は、かつてnote記事に書いた大橋巨泉氏の名言を思い出しました。

集団の真ん中にいたら、絶対にダメだ。どうせなら、ビリを走れ。時代の風が逆から吹いたら、自分がトップに立てる

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