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登山の記録2024:北横岳・縞枯山

昨日は、北八ヶ岳ロープウェイを使って、北横岳・縞枯山に登山してきました。帰宅すると疲労からすぐに睡魔に襲われた為、毎日投稿を飛ばしてしまいましたので、本日記録を残します。

最高の登山日和

三連休の最後の日は、誘ってもらっていた登山に参加しました。元々の計画では、北八ヶ岳ロープウェイ山頂駅をスタートして、北横岳・縞枯山・茶臼山を踏破する計画になっていました。「初心者コース」と聞いていたので、気持ち的には「山歩き」の感覚でいて、コースの下調べなどの事前準備を全くやっていませんでした。前日はアルコール摂取を控えて体調を整え、当日は遅刻しないようにアラームをかけて早めに寝ました。

途中、諏訪湖周辺を通過する頃には濃い霧が出ていたので、山の天気が心配だったのですが、日本メルヘン街道を走り、集合場所の北八ヶ岳ロープウェイ山麓駅に着く頃には、”八ヶ岳ブルー”と言われる見事な青空が広がり、最高の登山日和になりました。今日のメンバーは5名です。

山麓駅→山頂駅→坪庭→北横岳(南峰)

8:20始発のロープウェイに乗って、山頂までは約7分で到着です。標高2237mの山頂駅を降りると、坪庭自然園が広がっています。駅に隣接の展望台から絶景の写真を撮ったり、準備を整えてから、9:00過ぎに最初の目的地、北横岳(南峰)を目指してスタートしました。

坪庭

「初心者コース」という擦りこみがあり、完全に油断していました。コースには大きめの石が転がっていて足場は不安定だし、最初から傾斜もそこそこあって、私自身はなかなか歩くペースが掴めず、思ったよりも体力を消耗しました。予定よりもゆっくりしたペースになり、遅れて北横岳ヒュッテに到着しました。

北横岳ヒュッテから北横岳山頂(南峰)までは、少し急峻な場所もありましたが、40分程度で上り切ることができました。山頂からの景色は絶景で、好天にも恵まれ、これぞ登山の醍醐味という感動がありました。

蓼科山
中央アルプスの高峰
南アルプスの山々

北横岳(南峰)→縞枯山

山頂では写真撮影などを済ませ、次の目的地の縞枯山を目指します。山頂に到着した時点で12時を過ぎていて、当初計画よりも時間が押していたのでランチ休憩はせず、一旦坪庭まで降りて、縞枯山の展望台を目指すことに決めました。下りは、少しペースがつかめてきて、割といい感じで進むことができました。

誤算だったのは、トイレを済ませる為に、予定ルートとは反対方向のロープウェイ山頂駅まで一旦戻る必要があったことです。ここで約30分程度の時間をロスしました。縞枯山への登山ルートは一本道。時間も30分程度で、直線距離はさほどではないものの、景色が変わらず、真っすぐに急峻な傾斜を登っていくだけの単調なコースだったので、精神的には堪えました。脚も疲労の蓄積で、前腿が痙攣気味になっていました。

山頂展望台(というか岩場)に辿り着き、素晴らしい絶景を見ながら、用意してきたランチを食べました。気分は上々だったものの、確実に身体に疲労はあり、かいた汗が乾いて身体が冷えてきて、ここからの下山は結構大変だぞ、と感じていました。

縞枯山展望台
縞枯山山頂から茶臼山を望む

縞枯山→ロープウェイ山頂駅

時間的に、茶臼山に登るのは難しそうだったので全員一致で登頂を諦め、上ってきたルートとは別のルートを下って、ロープウェイ山頂駅を目指すことに決めました。下り始めてすぐに両脚の前腿が痙攣気味となり、誤魔化し誤魔化し慎重に進みました。途中、他の登山者と出会うことがなく、果たして正しいルートを進んでいるのか不安になる時もありましたが、何とか森の中を抜けて、分岐点に辿り着きました。

そこからが意外と遠くて、結局縞枯山を下山して駅に帰り着くまでに1時間30分もかかりました。傾きはじめた太陽と雲に反射した幻日を眺めながら、ロープウェイで山麓駅まで下りました。

肉体的にはかなり疲れましたが、終わってみれば充実した一日でした。また、機会があれば参加したら別の山を登ってみたいと思っています。


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