金曜日の随筆:旅することへの渇望
また運命を動かしていく金曜日が巡って来ました。2023年のWK48、霜月の参です。週五日労働には、なかなか気持ちと身体が慣れません。今週は消耗が激しく、エナジー切れ寸前で何とか逃げ切って、週末の休日を迎えられそうです。今は、ホッとして気分転換タイムに入っています。本日は、『旅することへの渇望』という欲望丸出しのテーマで書き切りたいと思います。
旅すなわち人生
人生に旅は不可欠だと思っています。その機会は自然には訪れないので、無理矢理決断することで強制的に旅に出ることが大事だと思っています。友人が多い人であれば、頻繁に旅好きな友からお誘いを受けるでしょうから、待っていても旅の機会は訪れると思いますが、私のように(心を許して寛げる)友人が極端に少ない場合、自分から行動を起こさない限り、旅は縁遠いものになりがちです。日常生活は忙しく、慌ただしく、制約もそれなりに多いので、それらをひたすら優先していては、旅に出ることは難しくなります。
生まれてから死ぬまで、一箇所に留まり続ける人生も否定はしませんが、私は『旅すなわち人生』の精神で、自分が興味のある場所には行くべきだと考えていて、果断に行動することを意識しています。50代になって多くのしがらみを断ち切った結果、旅への渇望は日増しに強くなっています。
無駄でもいい
現実問題として、旅をするには原資が要ります。経済的余裕がなければ、選択できる乗り物と移動距離は限定され、折角の旅が体力と気力と時間を大幅に犠牲にするだけになりかねません。
とはいえ、何不自由なく、予定調和で終わる旅ばかり繰り返すのもつまらないと思います。ある程度の不自由や許容範囲内のトラブルによって、旅が活性化することはよくあるものです。時間的制約がある中で、アグレッシブに動き回る旅もいいし、何もせず、ただ未知の景色だけを眺めて戻ってくる旅もエレガントです。無駄でもいいし、無駄がいいのです。
今週も先週に引き続き旅に出ます。行動だけが差異を生みます。
今週の格言・名言《11/13-19》
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