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生き続けることは立派なこと

本日(2024/8/7)も現実逃避していたら、23時を回っていて、慌てて執筆に入りました。即興で思いつきの『生き続けることは立派なこと』を綴ります。

騒動は別として...

お笑い芸人、やす子さんの「やす子オリンピック 生きてるだけで偉いので皆 優勝でーす」というXの投稿へのリプに、タレントのフワちゃんが不適切な暴言を書き込んで、騒動になっています。

その騒動について、私自身のコメントは控えるとして、やす子さんの「生きてるだけで偉い」という表現にはとても共感します。生きていることに感謝している人、ドン底状態で辛くとも前を向いて生きると決断して、明日を迎えている人、が沢山いると思います。全ての生きている人に励ましのことばをかけられるのは、人間として純粋で、素敵な態度だと思います。生きている人は、それだけで優勝であり、金メダルを貰う価値がある、そういう寛大な世の中であって欲しい、と思います。

現実は......

とはいえ、現実は生きているだけで優勝!なんて心温かいことば(ある意味悠長なことば)をかけてもらえる機会はまずありません。社会の中では役割があり、優劣を競わされ、序列をつけられ、勝手にあてがわれた自分のキャラクターに見合った振る舞いを求められるのが人生なんだな、と最近つくづく思います。この現実からは残念ながら完全には逃れられないし、御膳立てされた居場所からドロップアウトすれば、ドロップアウトした自分を、自分自身が攻撃することになります。

やさぐれた状況に陥っている人の中には、やす子さんの投稿のような天真爛漫っぽいことばを、真正面からは受け止められず、イラっとしてしまう人も少なくないことでしょう。特に人前に自らを晒すことを職業とする人は、四六時中監視されているような状態にストレスもあるでしょうし、一つ一つの言動や振る舞いに神経を尖らせねばならないことに厭気がさしてくることもあるでしょう。「注意一秒、怪我一生」のようなことが起こってしまうのも、むべなるかな、という気がします。

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