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金曜日の随筆2024:溺れる予感

また運命を動かしていく金曜日がやって来ました。2024年のWK12、弥生の参です。仕事を15時に早退して横浜へ向かう電車の中です。今夜は私のホームと位置付ける横浜関内で約1年振りに旧友と飲む約束をしています。懐かしさで痛飲して溺れる予感がするので、先に投稿します。生産性に乏しい日記です。

ひとり酒が辛くなってきた

バー巡りにハマっていた頃から更に年齢を重ねたせいでしょうか.... 最近は、ひとり酒を楽しむ余裕と体力が意欲が急速に減退してきました。酒を飲む時は、人恋しく感じ、精神的安全性が約束されている馴染みのお店以外の扉を開けるのが億劫になりつつあります。先日の島根県益田の夜では幸運がありましたが、普段は体力を温存して、アルコール量を落とし気味です。

もう50代も半ば

50代になった感慨に浸っていたら、気付けばもう55歳であり、痛々しい年齢に近付いて来ました。これから先、欲を掻いて騙されたり、調子に乗り過ぎて深みに嵌って溺れたり、落とし穴が待っていそうです。その全てを避けることは不可能でしょうから、小さな失敗は数多くして、立ち直れないほどの致命傷だけはを回避する方向で、リスク管理をやっていく所存です。

私の50代は大きな変化もあったものの割と淡々と過ぎていっているような気がするし、今の生活を気に入っています。意識して身の丈に合った振幅の小さい地味な道を志向して過ごしているので、今までは大きな失敗を回避出来ているのかもしれません。

独特の開き直り

良くも悪くも、私の個性の一つに、独特の価値観に基づく自分勝手な【開き直り】を肯定する、ていう厄介なものがあります。これは過去に欠点として指摘されることも多かったし、自覚も十分にあるものの、本能に近い性質なので、改める努力を辞めました。もう、一生治る見込みはないと諦めています。

もしもこの先、自分の見込み違いや、不運によって、致命傷を負った場合、何度かもがいて、今後回復の見込みがないと見切った時には、私は潔く終止符を打てばいい、と安易に考えています。私の人生は十分に幸せでした。幸せを掴む努力もしたし、人にも運にも恵まれました。100%思い通りでないからこそ、そう思えています。

だから、必要以上に目の前の光景に怖れることなく、楽観的に立ち向かっていけばいい、と開き直ることに決めます。流れに逆らわず、経験を活かして楽しく乗り切っていく方がストレスも少なそうです。

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