社会の動きには蚊帳の外
今夜も押しています。目まぐるしく事件が起き、社会が慌ただしく動いていますが、私の感情はあまり活発に作動しないスリープモードに入っていて、極力情報を遮断する態度で過ごしています。感性が鈍っている時は、鋭敏に反応できません。今は、年に何度か訪れる我慢の時期です。そんな中、力を振り絞って短文を記します。
政治の季節
県議会から不信任決議を受けた斎藤兵庫県知事が、辞職も議会解散もせず、自動失職を受容して出直し選挙に挑む、という報道には、軽い驚きがありました。パワハラ報道以来、諸々ネット記事を読んでいて、その手があるらしいということは知っていたものの、本当に実行に移すとは、ある意味凄い神経の持ち主だと感じます。
兵庫県民は、さすがにここまで県政の混乱を招いた当事者の再選は許さないと思うものの、政治の世界は複雑怪奇ですから、ひょっとするとひょっとするのかもしれません。さすがに、部下にはなりたくないけどなあ......
国政では、自民党総裁選挙も明日が投票ということで、未来の総理大臣を選ぶ選挙になります。まあ、こちらもやんわり推移を見守っていますが、誰がやっても大変な時期の舵取りになりそうです。いつものことながら、問題山積の自民党を立て直せるのか、立憲民主党は、老獪な野田佳彦氏が代表に復帰して、少し盛り返しがあるかもしれないので、次の選挙は少し荒れるかもしれません。
蚊帳の外
こうした動きを、蚊帳の外で、傍観者的に醒めた視線で眺めています。日本国民としては、あまり褒められた態度ではないものの、社会の底辺で搾取され、踏み付けられるような立場の私としては、次の時代の空気や流れを読んで、狡猾に生き残りを図る予定です。
この三年間の岸田政権は、日本の凋落を加速させ、諦めの気持ちを持たせてくれた政権だったように、今は感じています。私個人は、辛い点数になりますが、高級官僚や富裕層とかからは評価を受けるのかもしれません。静かに方向転換と機構改革は進めたような気はするので、評価と審判は数年後に下ることでしょう。
明日を信じて
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