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倦まず弛まず

明日は文化の日の祭日、金曜日は仕事が臨時休業となる予定なので、明日から五連休となります。リラックスして寛ぐ夜になっています。本日のテーマは、偶然知る所となり、自分を戒めることばとして最適だろうと思った『倦まず弛まず(うまずたゆまず)』ということばについてです。

「倦まず弛まず」とは?

「倦まず弛まず」 とは大和言葉(=中国から大陸文化が伝わる以前から使われていたことば)で 「飽きたり気がたるんだりせずに、ものごとに集中する気持ち」 という意味になります。日本由来のことばなので、仮名文字の「うまずたゆまず」に、意味を考慮して「倦」「弛」という漢字が当てられたとされています。

戒めのことばとして

私には、外圧などによって緊張感がある間には保たれている気力が、ふっと飽きてしまったり、気持ちが緩んでしまったりする傾向があります。好不調の波が激しく、コンスタントに結果を出せないのは、精神面の脆さとムラが原因なのだと思います。愚直に、謙虚に、謙虚に、と絶えず言い聞かせていないと、傲慢で怠惰な虫が直ぐに顔を出してしまいます。

走攻守に秀でた不世出の大選手、イチロー氏は自分の優れている点を評して、以下のようにコメントしています。

信じたことを続けられる能力がある。慣れると退屈になるものだけど、退屈にならないのが1つの取りえ。自分を信じていることを続ける。

イチロー

『倦まず弛まず』に何かを愚直に継続できることは、何かを成し遂げる為の不可欠な要素なのでしょう。

世の大部分の仕事は、自分一人でやるものではありませんから、調子の波があっては、周りに大きな迷惑がかかってしまいます。気乗りがしない時でも踏ん張らないといけない場面は幾らもあります。この「倦まず弛まず」ということばは響きもいいし、自分の座右の銘に加えたいと考えています。

勝負所の11月

2022年も後60日となりました。「勝負の120日」と決めた丁度半分が過ぎ去ってしまいました。何となくこの60日は、今後の私の人生の分水嶺になるかもしれない予感がしています。既に人生は後半戦に入ってはいますが、まだまだ波乱含みです。残る60日間を緊張感を持って走り切りたいと思います。

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