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世界を獲れたかもしれない日本のアイドルグループの考察

本日は、お酒が入って気持ちよくなっていますので、素面なら絶対に企画していない『世界を獲れたかもしれない日本のアイドルグループ』というテーマで独断と偏見を語ってみます。

色々あってもジャニーズ出身は優秀

今夜取り上げるのは、私が独断と偏見で、ジャニーズ出身アイドルグループの中で最優秀と思ったグループです。

仮にジャニーズ事務所が本気で世界挑戦を後押ししていたら、韓国出身の世界的人気を誇るボーイズグループBTSと肩を並べるくらい売れることができたような気がするのは、先日メンバーの平野紫耀、岸優太、神宮寺勇太の三人が脱退(それ以前に2021年に岩橋玄樹が体調不良で脱退)してしまい、永瀬廉、高橋海人の二名になってしまった、King & Princeです。

数々の男性アイドルグループを手掛けたジャニー喜多川(1931/10/23-2019/7/9)氏が、生前最後にデビューさせたグループです。King & Princeという超ド級のグループ名を堂々と名乗るだけあって、メンバーの6人、甲乙つけ難い美少年達でした。

男性アイドルを追いかける趣味が一切ない私でも、彼らのデビュー曲『シンデレラガール』のPVを観た時は驚きました。「自分もこういう容姿に産まれていたら、人生無敵だよなあ……」とふと思いました。

残念ながら、時代が……

King & Princeがデビューしたのは2018年2月で、実質的な解散が2023年5月ですので、彼らの活動はわずか5年強だったことになります。実は、国内デビューの段階から世界進出を見据えて計画を進めていたグループだったと言われています。

King & Princeは、元々「Mr.King」として活動していた平野紫陽・長瀬廉・高橋海人、「Mr. Prince」の岸優太・岩橋玄樹・神宮寺勇太の六人が合流して結成されたグループです。ジャニー喜多川氏は、個々の活動を後押しするならともかく、彼らを六人のボーイズグループとしてメジャーデビューさせる気はさらさらなく、メンバーもデビューを諦めかけていたそうです。(※最近調べて得た浅はかな知識の受け売りです。)

通称キンプリと呼ばれたグループの中でも、人気抜群で、不動のセンターを務めていたエース格の平野君の脱退理由は、世界のエンタメ市場を目指すことが大前提だった筈のグループが、目標を見失って個々の活動に重心が移ったからと報道されています。

残念ながら、ジャニーズ事務所には、先見の明と世界戦略と世界デビューさせるだけのネットワークがなかったとしか思えません。

脱退までの稼ぎ頭で恩は返した彼らの次の一手

King & Princeが、三人の脱退を発表した2022年11月から、実質的に解体されるまでの2023年5月までの半年間で、諸々売り上げた金額は180億円以上だと言われています。「例の問題」で逆風に晒され、苦境に喘いでいるジャニーズ事務所を経済的に支え、最後まで申し分のない働きをして、彼らはそれぞれの新しい道へと旅立っていきました。

私が無責任に放つことばではないですが、今後は各々個人で頑張って欲しいです。因みに妻は、昔は少年隊、20年前からは嵐フリークです。

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