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辻堂海岸でゴミ拾いをした所感

友人が最近起こした会社が、湘南海岸のゴミ拾いを推進するNPO法人に登録し、今日はその第一回の活動日でした。仲間三人で約1時間、辻堂海岸でゴミ拾いをしてきました。

快晴で気温は高かったものの、海から吹き付ける風が強くて、砂を巻き上げるので、髪の毛や洋服や靴の中に砂粒が入り込んできてジャリジャリになりました。それでも作業を終えた後には、心地良い疲れと自己満足感がありました。

砂の中に埋もれていたのは、ビニール袋、お菓子の包装、プラスチックのカップ容器や破片、煙草の吸殻、空き缶、ペットボトルの蓋など。続々と出てきます。時間にすると一時間くらいの作業でしたが、準備していた燃えるゴミの袋も燃えないゴミの袋もほぼ満杯になりました。

事前に送られてきていた活動要領のパンフレットには、注射器の残骸についての注意書きがありました。そんなものが捨てられているのか半信半疑でしたが、実際に一本発見して驚きました… ちょっと怖い話です。

辻堂海岸は、夏には海水浴客で賑わう砂浜です。景観は綺麗に保たれていた方がいいですし、訪れた小さな子どもが、砂の中に潜んでいたゴミで怪我でもしたらそれは残念なことです。短い時間の清掃活動でやれるのは、砂浜のほんの一区画ですし、一回の活動でゴミを完全に一掃することは難しいものの、全ては小さな一歩からだと信じて続けていくことが大事だと思います。

プラスチックの自然環境に与える問題点は、最近徐々に拡がってきました。日常生活からプラスチック製品を一掃することは難しいので、ゴミの分別や廃棄方法の徹底は普段から意識していこうと思います。

先日、「海が好き」の問題を書きましたが、海の傍に住むことで覚悟しなければいけない問題(砂、潮風…)を改めて思い出しました。


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