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息子がいることの幸せ

本日は、些か照れ臭い内容ですが、私の愛する息子に向けた感謝の気持ちを綴ることにします。後何十年か後に、私がこの世から去った後に読んで欲しいような内容なので、適当な時期が来たら、有料に変更することを前提にして、赤裸々に思いを綴ります。

明日は働く日

明日は、山の日の祭日ですが、お世話になっている企業は、出勤日になっていて、翌日の12日(金)からお盆休みに入ります。今夜は、松本のアパートの部屋でひとり、ビール&ウイスキーの晩酌をやりながら、横浜の自宅にいる息子のことを考えています。

本当に生まれてきてくれてありがとう

私の愛する息子は、今年12歳。早生まれなので中学一年生です。私の中学生だった頃に比べれば随分と幼い印象で、趣味や好きな食べ物も本当に子どもなのですが、私よりも圧倒的にイケメンに育ってくれています。

息子は私が42歳になる年の41歳の時に産まれてきてくれた子です。私が、妻と結婚したのは32歳の時でしたが、長らく子宝には恵まれず(殆ど私の責任なのですが……)、父親になることを諦めかけていた頃、妻の執念が実って授かった宝です。妻は、自分が身体を張って産んだ子なので、今も私以上の愛情を、益々生意気になっていく息子へ注ぎ続けてくれています。妻の献身には、本当に感謝の気持ちで一杯です。私は普段離れて暮らしているので、息子の厄介な部分を全てスルー出来てしまいます。「ちょっと顔を見て、声を聴きたいな……」という夜はよくありますが、今夜は寂しさを噛み締めながら無事を祈って寝ます。

最後の清里を終えて

先週末から日曜日までは、亡くなった義父が30年前に建てた清里の別荘で、これが最後となる団欒を楽しんできました。物心ついた時から通い続けている息子はこの場所が大好きで、ここに居る時は普段より口数も多いし、心なしか素直です。「〇へ行くか?」と聞くと、基本は「行かない!」と答える天邪鬼が、清里に来るとあまり抵抗なく付いてきます。

今月一杯でこの思い出深い別荘を手放すことが決まり、妻のお姉さん夫婦、義母と最後の滞在を楽しみました。私も、妻と結婚することが決まってから通い続けてきたので、20年以上も慣れ親しんできた好きな場所でした。ここで経験した色んな思い出が甦ります。今回、猛暑の中、最後の散歩を息子と楽しむこともできました。

私に似ている息子

息子は、年々私に似てきます。しかも、妻が嘆くように、私に似て欲しくないと思っている部分ばかり、真似するようになります。おそらく本人は自覚がなく、無意識なのでしょうが、ちょっとした仕草がそっくり過ぎて恥ずかしくなります。

福山雅治主演の映画『そして父になる』(2013)の一シーンで、福山雅治演じる主人公の父役の夏八木勲が言うセリフがずっと耳に残っていました。

いいか血だ。人も馬と同じで血が大事なんだ。これからその子はどんどんお前に似てくるぞ。

決していい感じでは語られていないのですが、この説は正しいと、息子を見ていてしみじみ思うのです。私の父も、私をそのように見守っていたのかもしれません。今夜は深酒です。

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