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金曜日の随筆:旅の記録2023:福岡①

また運命を動かしていく金曜日が巡ってきました。2023年のWK47、霜月の弐です。仕事を午後半休して二泊三日で福岡旅行に出掛けます。目的は、ひたすら美味いモノを食べ、美味い酒を飲む、という単純明快な娯楽旅です。私にとって今年最も大きなイベントの一つです。本日は、名古屋から博多へと向かう東海道新幹線・山陽新幹線の中で、思考を整えておきます。


今週の格言・名言《11/6-12》

Those who invest in opportunity know how to seize good luck.
「チャンス」に投資できる人は、運をつかむ

A goal without a plan is a wish.
計画のない目標は、ただの願い事にすぎない

Antoine de Saint-Exupery writer/France
アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリ 作家/フランス

事前準備

数日前から、今日の行動をあれこれとシュミレーションしていました。松本から福岡への移動には、信州まつもと空港から福岡空港まで飛んでいるフジドリームエアラインの直行便が便利です。最初は、土曜日発、日曜日帰りの往復を考えていました。

8月末の発売日当日にネット検索したものの、どういう訳かこの日のフライトはべらぼうに高くなっており、予算オーバーで土曜日の福岡入り(メインイベントは土曜日なので)は断念し、鉄道を活用した金曜日前入りに変更しました。丁度今年の4月から学生時代の友人が福岡単身赴任となっており、事情を話したところ、今夜の食事と彼のマンションに一泊することを快諾してもらいました。

コスパのいい移動方法色々考慮した結果、名古屋〜博多区間の新幹線をJR東海の早得割で手配し、松本から名古屋区間は、特急しなのの通常利用としました。松本駅はJR東日本管轄のせいなのか、JR東海サイトでの松本〜名古屋〜博多の一括手配はできないようでした。このあたり、鉄道利用の達人だとよい裏技をご存知かもしれません。まだまだ研究が必要です。

それでも、飛行機利用よりも片道10,000円以上コストセーブすることができ、ここで浮いた費用を博多グルメに注ぎ込めることになりました。

自宅〜松本駅〜名古屋駅

12時の昼休みの鐘を聞いてから、パソコンをシャットダウンして退社し、一旦自宅に戻りました。今日は全国的に雨模様で、松本も小雨が降っていました。駅までクルマを使いたい衝動に駆られましたが、そうすると三日分の駐車場代が嵩むのと、日曜日に飲酒できなくなってしまうので、踏ん張って歩くことにしました。松本駅に向かういい時間のバスがないことは事前に確認済でした。

松本駅に向かう途中で

松本駅に着いて名古屋までの切符を買い、お土産用の八幡屋礒五郎の七味唐辛子と塩の道塩尻の塩羊羹を買った時点で、発車までまだ30分程余裕がありました。松本駅1番ホームの蕎麦屋でランチとしました。本日は、季節モノのきのこ蕎麦です。

きのこそば@駅そば 榑木川

長野駅から到着の特急しなのは、思ったよりも混雑していましたが、無事に自由席を確保出来ました。信州旅行帰りと思われるおばさま方のお喋り声が多少気になったものの、定刻で名古屋に到着しました。

名古屋駅〜博多駅

乗車予定の16:49発のぞみ43号の発車まで、20分ほど余裕があり、ホームのきしめんも魅力的だったものの、今夜の博多飯に備えて、ぐっと我慢です。

金曜日の夕方ということもあってか、名古屋駅の新幹線ホームも待合室も混雑していました。新幹線に乗るのは、8月の息子との関西旅行以来ですが、この過密ダイヤを軽々と捌く日本の鉄道運送技術は素晴らしい、と毎回感嘆します。

名古屋駅新幹線下りホームにて

悲しみのヘッドライト

新幹線の車窓から流れてゆく景色をぼんやりと眺めていたら、米原駅を過ぎたあたりで、ふと何の脈絡もなく、「悲しみ〜の ヘッドォ〜 ライト〜」というフレーズが浮かんできました。朧気に覚えている新沼謙治『ヘッドライト』のサビの部分だろうとあたりをつけ、YotTubeをググってみたら発見出来ました。

作詞・阿久悠、作曲・徳久広司、歌唱・新沼謙治、1972年発売の王道演歌です。これまで40年以上も思い出すことさえなかったこの曲が、突然このタイミングで思い浮かんだのか...... 全くもって謎です。私がまだ幼い頃、親父が風呂の中でこの曲を鼻歌で歌っていた記憶が微かにあります。その時に刷り込まれていた記憶の断片が、私の記憶の引き出しから突然飛び出して、降臨したのかもしれません。これも、旅の醍醐味なのかもしれません。

では、福岡旅行を楽しんで来ます!

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