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Markover 50の旅

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旅好きのMarkover 50が、世界、日本を旅した際の日記を綴ります。
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2020年3月の記事一覧

金曜日の随筆: 遠く離れた街でコーヒーを飲んで帰るだけの旅

また運命を動かしていく金曜日がやってきました。2020年のWK10です。 昔読んだ片岡義男(1939/3/20-)の小説に、主人公が住んでいる東京から遠く離れた地方都市の喫茶店までバイクを走らせてコーヒーを飲み、また帰って来るという話がありました。 小説の題名もストーリーの細部も殆ど覚えていませんが、そんな風な贅沢な一日の過ごし方が妙に格好いいなあ、いつかそういう風に自由に行動できる大人になりたいなあ、と憧れたことは強く覚えています。 昨日は、予定調和的な旅をするのが嫌

旅行計画の仕込み 2020

世の中は自粛ムード真っ只中です。とはいえ、2020年も引き続き時間と財布と相談しながら、リーズナブルに旅を計画し、楽しみたいと考えています。2019年を振り返り、2020年の旅行計画を考えていきたいと思います。 2020年は海外には行かない…予定会社員ではないので、2020年は費用会社持ちの出張旅行はもうできません。今年は海外旅行にいかないと思うし、物理的にもいけないと思います。現在の警戒態勢は世界各国でしばらく続きそうですし、移動制限が大きい状況で無理して動き回る必要もな

自分で情報を集めて、行動する

新型コロナウイルスが社会に与える影響連日、世界中で新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)感染者が拡大しているという報道が行われています。自覚症状がなくて検査を受けていない人も多いので、潜在的な感染者数は日本政府が公式発表している数字以上にいるでしょう。 付随して、ヒト・モノ・カネの動きが停滞し、じわじわと経済活動に影響が出つつあります。『リーマンショック以上の大不況確実!』『生活破綻者続出!』とか悲観論を煽る情報が広がり易い状況になっています。 視線が下に向いて行動自

『ローカル路線バス乗り継ぎの旅』に心惹かれる理由を考えてみた

長い間テレビ東京系で放映され、人気テレビ番組だった『ローカル路線バス乗り継ぎの旅』に今さらながら嵌まってしまいました。その理由について、考察してみました。 嵌まりました…ここ数日、amazon primeで『ローカル路線バス乗り継ぎの旅』を観て楽しんでいます。太川陽介・蛭子能収のレギュラーコンビに、マドンナ役の女性ゲストが加わった三人組が、ローカル路線バスだけを乗り継ぎ、出発点から三泊四日で指定された目的地を目指す人気番組でした。 2007年10月の第1回から2017年1

あてのない旅 2020/3/5

朝、目的地も旅程も何も決めずに、青春18きっぷを握りしめて家を飛び出しました。家出した訳ではなく、妻に笑顔で見送られて円満に出発しました。どこへ向かう目的地も決めておらず、どこへ行こうという強い動機もなく、電車の中で本を読んだり、景色を見たりしたかっただけです。もちろん今や必須となったマスク持参です。 旅のお伴にした、新井和宏・高橋博之『共感資本社会を生きる』は我ながらナイスチョイスでした。読み進めながら、いい本だなあ〜 と。 著者ふたりの対談形式で話が進んでいくのですが