『低欲望社会』を読む
本日は、大前研一『低欲望社会「大志なき時代」の新・国富論』(小学館2015)の読書感想文です。7~8年前の状況を踏まえた論述となっており、その後の展開が判っている今となっては、幾つか違和感がある部分(たとえば、東京一極化を推進せよ)もありますし、現在に至っても持ち越されたままになっている課題もあります。一昔前の状況を振り返っておくのも意味があると思い、細部も意識しながら読んでいきました。
もはや大御所の大前研一氏経歴を確認して、世界的な経営コンサルタントで、この30年以上も