見出し画像

「持続可能」を飛び超える

ちょっとウォーミングアップに、前置きを少しください。

私の世界観をいろいろな場で言葉にしたり文章にしたりする機会がこのところ何回かありました。就活の面接とか(言ってしまうと落とされますけど)、インタビューとか、経営学ぶにあたっての提出シートとか。すごく怖じ気づきながら話すか、相手を抑制するように話すことになってしまうか、どちらかで毎回変な感じになります。自分の世界観を語り出すと、いろんな物事の境目がなくなってしまって話の終着点がどこだか分からなくなってしまいます。それも怖いと思っていましたし、書き始めの今もやはりためらいがあります。

でも、以前よりもだいぶ人に伝えやすくなったと思うので、どうなるか分かりませんが、口を割ってみることにします。

言っていることは普通でも、言葉の表現で世界が変わると信じて。語りの独断場、スタートです。


いよいよハードルを上げてしまった本筋。

残念ですね。私は黒歴史を積み上げてきた女です。どんな文章ができあがってもネットに放り出されることが確定されています。


自然観察指導員の肩書きをもつ私「きぶ」の活動スローガンは、
シンプル・そして不動。

「真のサスティナビリティはセンス・オブ・ワンダーから」

センス・オブ・ワンダーについては、前に投稿を出しているので、こちらを参照してください。

都会、田舎、ベッドタウン……、
どんな場所にいても「自然の中に生きる感覚」を身につけている人を増やすことで、真のサスティナビリティを実現する。

サスティナビリティと言うからには、そのことにも言及すべきでしょう。
私の意志は時代を超えてほしい。
どんな時代でもどんな場所でも、人は「自然の中にいる感覚」を身につけるようになる。

こういう話題を解説するときに、「宇宙船地球号」と言ってしまったら、そのことばの何かに言いくるめられてしまうから、どうかこの概念は一度捨てて読んでください。

 本当のサスティナビリティというのは、物質面や技術面だけでは解決できないのではないか?と考えています。当然っぽいことを言っているけども、企業のCMとかだけで快適な未来絵図を思い描いている人がたくさん存在するんじゃないかって思うので、あえて当然っぽいことを言っているのです。

もし仮に、
あなたたちのイノベーションだけで環境問題や地球温暖化が解決された世界が訪れたとしたら、その後人々の振るまいはどう変化するでしょうか?

そういう問いかけをしたいと思っています。
こんなん企業に直接言ったら就活は大失敗です。。。

今の「持続可能」と言う言葉が指しているスパンを飛び超えること。
これが必要なんです。

今の「持続可能」と言う言葉は、世間ではSDGsによる印象が大きいので、私はよく「SDGsのパネルを突き破る」という表現をしたりします。
(ぶっちゃけSDGsには3年前から反抗期です。)

今の「持続可能」と言う言葉が指しているスパンを飛び超えること。
環境問題や地球温暖化が解決された世界が訪れたとしたら、その時の人々の振るまいはどうあってほしいですか?

同じ過ちはもう繰り返さないって、言い切ることできますか?
私達はもう、考え方のフェーズを変えなくてはならないのだと思うのです。

「ヒトの歴史」「自然」「地球の歴史」下手すれば「宇宙」といった本当に大きなスケール、時間と空間がすごく大きなスケール……

こういう単位をベースにして物事に対峙するフェーズが来ていると思うんです。「次世代に○○を残す」とか言われても、その「次世代」の私達に、へんちくりんに残されたものを一体どうしろって言うんだ!責任丸投げじゃないか!

さてさて、そういった私の怒りを書き続けても仕方がありませんので、今からあなた自身の体験を思い出してください。できるなら一度目をつむって。それはとても素敵な思い出だったはずです。

先ほど、「ヒトの歴史」「自然」「地球の歴史」「宇宙」っていう単位をベースにしようよってことを書きましたが、
そういう何か壮大なもの、何か神秘的なものっていうのを、何かを通してわずかにでも感じるような経験って、今までに一度でもありませんでしたか?

おおきな山脈を見たとき。朝日が昇るのに感動したとき。小学生のときに朝顔の花が咲くのをじっと待ったとき、初めての種をそっと取った時。美しいアゲハチョウを捕らえたとき。森の静けさに身が引き締まったとき。星を見上げたとき。

あなたは??

センス・オブ・ワンダーを通じて、大きいスケールの何かを感じる瞬間を、将来たくさんの人が日常的に体感してほしいなって思うんです。
これが、私が冒頭で説明した
どんな場所にいても「自然の中に生きる感覚」を身につけている人
につながるんです。

今日はもう眠いのでこの辺で話は終わりますが、補足することはまだまだあります。次回あたりのキーワードは「仲間感覚」とか「生態系」、「共生社会」ですかね。

本当のサスティナビリティというのは、物質面や技術面だけでは解決できません。これからの時代を創る人のための「精神文化の基盤作り」をしたいと思っています。
私は、環境教育というワードは今後使う予定はありません。
文化づくりです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?