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20220209 再開

 自分でも呆れるのだけれど、やはり日記というものを読むのも書くのも好きで、読むことが増えたら自分でも書きたくなってきたので、場所をあらためて再開。さて何回目になるのか、数えるのはやめておく(というか、もうわからないというのが正しいのだけれど)。ゆるりとお付き合いのほどを。

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 新型コロナウイルスというなんだかおかしな病気がはびこるようになって2年、マスクを着用するのがあたりまえになって、雑談をする機会も格段に減った。
 そして、わたしは実感している。雑談に飢えているってことを実感している。
 これといったトピックがない、あとから考えれば「何話してたっけ?」と首をひねるような時間が、こんなに大切なものだったなんて、自分の予想をはるかに超えていた。友達をお茶に誘うことが憚られるときが来るとは、思ってもみなかった。

 わたしには家族がいて、勤務先もリモートワークの人が多いものの、わたしは原則として出社して仕事を続けてきた(年末に転職し、年明けから新しい会社に行っているけれど、わたしが出社するという原則は変わっていない)。だから、たぶん、まだましなのだろう。出社すれば誰かしらと言葉を交わすし、ヨガスタジオにもこれまでどおり通っている。生活がどれだけ変わったかと問われると、そんなに変わっていない気もする。
 でも、きっとそういうことじゃないんだ。一見変わっていないようだけれど、わたしたちの生活が揺らいでいる。その根幹たるものは、あんがい他愛もないおしゃべりで得られるエネルギーだったんじゃないかな、とわたしは思っている。そうでなかったら、なんでもない雑談がこんなに恋しくなるはずはないから。
 一刻も早く、長距離の移動も厭わず、大好きな人たちとぎゅっとハグしあえる時が戻ってくることを願っている。

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 書筋なんて筋肉がないのはわかっているけれど、しばらくは書くリハビリをしてみよう。そうしたら、きっとまた前のように書けるようになるだろう。

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