信州ツーリングの思い出 回想録 その7
信州ツーリングの思い出 回想録
私の人生にとって、とてもとても大切な思い出の
250ccの愛車のバイクで行った信州ツーリング。
回想録 その7 は
寝覚の床 (ねざめのとこ)です。
寝覚の床 (ねざめのとこ)
寝覚の床 (ねざめのとこ)とは
文化庁の日本遺産ポータルサイトによりますと、
長野県上松町にある木曽八景の一つで、
奇岩の渓谷美の景観と浦島太郎伝説で知られる(そうです)。
木曽路を通る旅人が訪れ、
松尾芭蕉が読んだ句
「ひる顔に ひる寝せふもの 床の山」
(ひるがおに ひるねしょうもの とこのやま)
は句碑となっている。
これは、
あなたのいる床の山にお寄りして、
いっしょに一休み昼寝でもして旧交を温めたいのですが、
故有ってお会いできません。
という意味の
立ち寄らずに立ち去る言い訳の挨拶句
だそうです。
また、
お伽話の浦島太郎に出てくる舞台としても知られており
木曽の浦島伝説では、
竜宮城から帰ってきた時に目覚めた場所が寝覚の床で、
名前もその伝説にちなんで付けられたと言われているそうです。
何でこんな名称なのかと思っていましたが、
由来を聞くと
何だかロマンチックですよね。
サイレン
このごつごつした石? 岩? の上を
少しだけ散策した光景が思い浮かびます。
そこで今でも強烈に覚えているのが
散策中に大きい音でサイレンが鳴った事です。
いや、鳴らなかったかも?
看板で
「あぶない!
サイレンが鳴ったら水が急に増えます。
増水に注意」
という
パトカーと同じ様な
赤いサイレン付きの看板がありました。
ダムの放流の時に水かさが増える時のためのようです。
私はこれが強烈に印象に残っています。
数十年前でも色々な事がとぎれとぎれですが
脳裏に思い浮かびます。
焦点を当てる事により
脳が反応するのですね。
奥底に眠っていた記憶が
呼び起こされる感覚です。
それでは
今日も一日お疲れ様でした。
明日も良い一日を。
追伸
あなたは焦点を当てて思い出したい記憶がありますか?