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ハーブお屠蘇

昔ながらのしきたりや習わしを大切にする。表面的なことだけではなく、その意味や歴史を知り、理解し、失われつつあるものは見直したり、引継ぎ、継続していく。

、、、、でも現代風に。できるだけ楽しく。

良くも悪くも私はそんな風に考えてしまう。

お屠蘇もそのうちの一つ。

屠蘇散を日本酒に入れた正式なお屠蘇。・・・・実はあんまり楽しくない。良薬は口に苦しというから、おいしくないのは受け入れられても、入っている生薬が・・・名前もなじみがないものがあったり、見たことがないものも入っていたりしてなんか親しみがわかない。

もともとは一年の始まりに厄除けと健康を祈っていただくものなのに、その意味すら考えなくなってしまったり。

それってとても残念。
もっとお屠蘇を作るのが楽しみで。
出来上がるのが楽しみで。
「あれが入っているからこんなことを期待して。」「これを入れたらどんな味のお屠蘇になるんだろう」ってわくわくしたりして。
年が明けてお正月になったら、「やっと飲める!」と待ってました!という楽しみが味わえて。
「平和と健康に恵まれたいい一年になりますように。」と、自然と思いながら口にできるようなお屠蘇、そんなお正月がいいなぁって・・・ずっと思ってました。

大阪にいるときは時々お屠蘇づくりのワークショップをしてはそんなことを伝えていたのだけど、滋賀に移住して、自然の恵みがとても豊かなところでお仕事をしていたら、「こんなお屠蘇があったらいいのにな」というものが商品として作ることができました。

ほとんどが私たちが育てた無農薬・無化学肥料栽培のハーブたち、または自然栽培の果実たちです。桔梗根は、韓国からきているガーデンスタッフが取り寄せてくれた韓国のもの。

私自身がとても楽しみで、わくわくして一年の始まりを迎えられそう!と思うお屠蘇です。

告知して数日ですが、すでに数十個のご予約が来ています。

みんなでいい一年の始まりがシェアできるといいなぁー。

明日の京都伏見・齊藤酒造さんの蔵半開きイベントでデビュー。そのあとガーデンのウェブストアで販売する予定です。でも予約で販売数が埋まってしまったら、ウェブストアに出せないかもしれませんが・・・。その場合はもっと収穫しましょうかね^^

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