私のくやしさが一番しょうもないものであったら良い。

なんだか、

今年に入ってから、bonobosしか聴きたくないという気分になることが多くて、

ROKKO SUN MUSIC 2018のチケットを買っていた。

久しぶりに会う友達と、ちょっと小高い原っぱに座って

美味しいご飯を食べながらのんびり過ごして、

THANK YOU FOR THE MUSIC！

ってピースサインを出したかったのだ。

2018年7月6日　豪雨が襲った。

ちゃんと会社の七夕で

「晴れ女」と書いたのにな。

やっぱり「SUN!SUN!SUN!」って書けばよかったかな。

自然はいつだって思わないところで、

こういうことをしてくる。

だからって嫌いになんかならないんだけれど。

これはちょっと、、、という情報ばかりが入っていく中で

やはりこのフェスも中止に。

くやしいな。と思ったけれど。

スタッフさんも、出演者さんも、大変だな、と思うと

もっと心がきゅっとなる。

小さいイベントのお手伝いみたいなお遊びをたまにするので、

中止になるのは、痛いほど気持ちが分かるし、

以前行こうと思っていたフェスは、

本当にフェスをしたかったから、当日ざざ降りでも

ぎりぎりのぎりぎりまで待って

やっぱり出来ませんでしたっ！って大謝りしてたイベンターさんもいた。

あの時はその人にビッグハグしてあげたかったな。

また今度って平気で言っちゃいそうになるけど、

また今度って、今度はない。

また今度になった時には、

もうそのメンバーじゃないかもしれない。

歌い方も変わってるかもしれない。

家族が出来て雰囲気もまるっと違うかもしれない。

出演出来ないことだってあるだろうし、

神の一声で全く違うイベントに様変わりすることだってありえる。

大好きな京都のNABOWAっていうバンドは、

学生時代からよくよくライブに行っていたので、

なんとなくの、ぐるりだったり、表情だったり、みんなのまとまり具合だったり、

新しい音源への意気込みだったり、はまってるフレーズ。

また今度ってその今度が来たら

全然違うんだから。

パッケージでライブをしている人達は、

また今度があるかもだけれど、

私が好きな人達のライブは、

パッケージじゃない。

だから一瞬一瞬がきらきらしていて、

THANK YOU FOR THE MUSIC!

でピースサインなんだと思う。

また今度の今度が来なくても、

また今度が来ますように。