見出し画像

ホテル視察ニューヨーク旅行

2018年4月5日。10年間の社会人生活にいったん区切りをつけた私は、3泊5日の弾丸で、単身ニューヨークへ旅立ちました。学生の時以来の海外旅行です。旅行の目的はもちろん、ホテルを見に行くこと。パブリックホテル、ハドソン・ニューヨーク・セントラルパーク、エースホテルに泊まり、ワイズホテル、ノマドホテル、パーカーニューヨークも見に行きました。

NY初日(金曜日)は、パブリックホテルに宿泊。コワーキングスペースのようなラウンジでフレンドリーなスタッフが迎えてくれました。チェックインしてお部屋に荷物を置き、おしゃれなラウンジでゆっくりしたい気持ちを抑えて、ブルックリンのワイズホテルへ出かけました。その後、マンハッタンに戻って、アフリカンダンスセンターのダンスクラスにドロップイン。(ダンススクールに行ってレッスンを受けることも旅の目的のひとつでした。)

1日目の予定を消化して、バーで一杯飲もうと22時頃にパブリックホテルへ戻ったら、がらりと雰囲気が変わり、大音量で音楽が流れるクラブ的なムードになっていました。バーもラウンジも気合を入れておしゃれしてきている若い男女でほぼ満席。ビリヤードを楽しんでいるグループもありました。ダンスレッスンを終えて汗でメイクは流れ落ち、髪もボサボサの私は、もう一度身なりを整える気力も体力もなく、ラウンジを一周しておとなしく部屋に戻りました。
ラウンジの音楽は深夜3時すぎまで続き、ベース音は客室まで響きます。日本だったら間違いなくクレームになる状況ですが、宿泊客もみんな楽しんでいるからクレームにはならないのかなと、時差ボケでなかなか寝つけないなか考えていました。

パブリックホテルでは特にイベントを行っているというわけではなく、居酒屋やバーに行くのと同じ感覚で、(そこでの出会いも期待して)仲間で飲みに来ているようでした。
「週末だからホテルに遊びに行こう!」というカルチャー。

日本にもライフスタイルホテルと呼ばれるホテルが増えてきて、週末はDJイベントなどを行っているホテルもあります。ただ、イベントがあればそれを目的に行くことはあっても、ホテルに遊びに行くという感覚はまだ一般的ではないと思います。
同じラウンジというスペースが昼と夜で驚くほど違う空間になるということ(目を閉じたら、今でもあの情熱的で肉食的!な雰囲気を思い出します。)を肌で感じたことで、私なりの「ホテルで遊ぶ」を生み出したいなと考えるようになりました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?