見出し画像

無謀な挑戦

先日のnoteにも書いたように、
院長先生ご夫婦のご厚意で、
週に3回、午前中に動物病院でパート勤務をさせてあただいている。
だいぶ成功率は上がったけど
いまだに採血は「大丈夫かな?」と不安を抱えながら行うし、
院長先生が時々「◯◯の原因は?」「この検査結果から何が疑えますか?」と質問してくれることには1割程度しかまともな答えが返せず、
日々カルテを読んでは「この薬は何だっけ?」
「この検査だと何を疑ったのかな」と
あれこれ調べて、
本を読んで知識を入れる、を繰り返している。
長い道のりなのは覚悟の上だが、
私は年齢的にもそんなに先が長くないので
相当な焦りもある。

ガイドの仕事も続ける意向だ。
「意向」って何よ?という感じだけど、
超繁忙期が過ぎた5月半ばから、
私の所にはお仕事の話が来なくなっている。
田舎住まいのガイドの宿命だろう。
もちろん私が、新人とは思えないほど知識も話術もピカイチで
ホスピタリティも申し分なく
めちゃくちゃ高評価をもらえるようなガイドなら
話は別なんだろうけど。
(英語はいつもゲストから褒められるけど
知識は人並みだと思うし
植物の名前は日本語でも英語でも苦手だし
時にはゲストが勝手にどこかに行っちゃうし
長い移動時には話題がなくなって困ることも多々ある)

最近ようやく、
冬から春にかけて応募してあったお仕事を中心に
夏以降の仕事が入り始めた。
もちろん「できます」と応募してあったので
動物病院の勤務日と重なったら
病院をお休みさせてもらうことになる。
どうせ私がいても大して役に立たないし…という気持ちと
でも月に何度も休むのは
パートという立場上心苦しいなと、いう気持ちのせめぎ合い。
両立(さらに英語教室もある)は、なかなか難しい。
でも、こっちの国家資格まで錆びつかせたくないから
なるべくガイドお仕事は受けるつもりでいる。

さて、先日決まってしまった無謀なお仕事。
なんと、スペイン語ガイドのお仕事がいただけてしまった。
自分で「できます」と手を挙げておいて「なんと」って言うのもどうかと思うけど。
まさか決まると思わなかったので驚いた。
スペイン語を使ったお仕事はずっとやりたかったので、めちゃくちゃ嬉しいんだけど。
…できるのかな???

ただでさえ獣医学の知識を思い出すのに
莫大な労力と勉強時間が必要なのに
半年でかなり忘れてしまったスペイン語を取り戻すための勉強時間なんて捻出できるのか?
なんで私は、いつもこうやって自分をムダに追い込むんだろう?
でも、今やっとかないと
やらないままにスペイン語も錆びついちゃって
一生スペイン語ガイドになれずに終わりそうな気がしたから。

あと1ヶ月以上あるし。
幸い(?)今はひとり暮らしだから
家ではスペイン語でひとりごとを言っていても
誰も気にしないし。
何とかしよう。

まず最初の難関(?)は、
Me llamo Mariko.
(私の名前はマリコです)
で笑われるであろうことだな。
ニックネームつける?
あえて笑いをとる作戦でいく?

※スペイン語のmaricaは鳥(カササギ)ですが
ホモセクシュアル、同性愛者などの意味が、
またmaricónにも同様の意味があり
名前を言ったら笑われたという「マリコ」さんからの報告が多数あります。
ちなみに私はまだ、笑われたことはありません。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?