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足に優しいローファーとは

ご質問いただきました。

高校生の子どもは毎日重たいリュックで通学しています。そういう子にはどんな歩き方がいいのでしょうか?

んー難しいですね。
今の学生さんのリュックってものすごーく紐を長くして、背負うのがファッションになっているじゃないですか。私の高校時代を思い出しても、身体がきついというよりもカッコいいか?とか、みんなと同じか?が最優先でしたものね。

リュックをできるだけ楽に背負うには、
1.肩紐を短くして身体にフィットさせること
2.荷物をできるだけ軽くすること
3.幅の広い紐を選ぶこと
4.   胸か腰の位置で前側に紐などで固定すること

上記のいずれかでも採用していただくといいのですが、なかなか難しいかなと思いまして、足元について「足元はローファーですか?」と私から質問をさせていただきました。

答えはYes.

ローファーはかかとが脱げやすく、不安定な靴になります。
乱暴な言い方をするとスリッパで歩いているような感じです。
ですから、疲労も蓄積しやすい靴なのです。

なぜローファーは脱げやすいのかというと、日本人女性のかかとの大きさは諸外国に比べて小さいのです。歩いた時に脱げやすくなっている方は多いのです。


ローファーって?

そもそもローファーってどんな靴のこと?
ローファーとは靴紐のない革靴のことを指します。
そして脱ぎ履きがしやすいのがローファー。

脱ぎ履きがしやすい!!!

って一見快適そうに感じるかもしれませんが、ここに書いてあるように、脱げやすい靴というわけです。
脱げやすい靴を履いて歩くのは身体にとってはストレス以外の何ものでもありません。

脱げやすい靴を履くとどんな歩き方になるのでしょう?

スリッパ履いているのと同じ感じになります。

そう、ずるずると引きずる歩き方になってしまいます。
または脱げないように足に変な力を入れながら歩いてしまうことになります。

これではいい歩きはできないですね。当然足元も不安定になりやすくなってしまいます。

ポイントはかかとが脱げやすいからです。
ということで、かかとが脱げにくければ、ローファーでもいい歩きはできるのです。

学生靴として指定されているものも多いと思いますが、身体のことを考えるなら、いいローファー履いて欲しいですね。


足に優しいローファー

こちらは私がよく行かせていただいている、バチェラーシューフィッターさんがいる吉祥寺オートフィッツさんのローファーです。
オンラインでの販売も行っているので、足幅が細い、足の厚みが無い、かかとが小さい方は一度リンクページを覗いてみてくださいね。

ちなみにバチェラーシューフィッターとは、「足と靴と健康協議会(FHA)」認定のシューフィッターの中でも、上級クラス のバチェラーオプシューフィッテイングという資格を持つ、靴のスペシャリスト。のことを意味します。

靴職人さんもいらっしゃるお店なので、靴のお悩みにも相談に乗ってくれます。素敵な靴もたくさんありますので、靴探しをされている方はぜひ行ってみてくださいね。


小野寺MARIKO麻理子
オフィシャルサイト






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