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年齢と夢の見え方

30歳代の頃夢の日記を書いていました。今(74歳)見ると、内容は殆ど覚えていないので、短編小説を読んでいるみたいで、面白い。

夢の記録を付けるのは、結構タフなので、今は止めていますが、1年くらい前もやっていました。30歳代と、最近とで夢の見方が、いくつかの点で違っています。

<1>若い時は、夢を見ているときに、いつも誰か、自分より偉いというか、指導者というか、そんな存在が斜め後ろに居たように思う。夢の筋書には参加しないのですが誰かに見られているような感じがいつもしていました。最近の夢にはその方が居ない。

<2>若い時は、記憶をたどって書き出すと、直ぐにA4の紙に1ページ一杯になっていたのですが、最近の夢は、飛び起きて直ぐに書いても、5-6行のメモしか残らない。これは、加齢による記憶力の問題か、元々、自然にあるかもしれない夢を忘れる仕組みが、年齢によって違うのかもしれないとも思う。

<2>若い時は、よく空を飛ぶ夢を見た。真っすぐに立って「気をつけ」の姿勢をして、真っすぐ下を向いている両手の甲だけ上を向け、へその当たりに力を入れると、体が静かに浮き始める。地上20m位の所をゆっくり飛んで行く。浜松町から羽田飛行場へ行くモノレールのドアのガラスにへばりついて下を見ると、そんな感じの景色になる。そういう場面が最近の夢では出てこなくなった。残念。子供の頃、自由ケ丘の熊野神社の境内に20段くらいの階段があるのですが、いつもそこで飛んでいました。

<3>1年半くらい前の夢日記を読み返していて、超驚いた!ストーリーは完全にデフォルメされており、違うと言えば違うのだが、最近の非常に重要な出来事を暗示し、予見している夢を見ていた。やっぱり、夢には何種類かあると思う。①超リアルで、触感とか視覚以外の感覚も働いており、夢とは思えない夢、(どこか別の世界を訪問していたような感じ)②先例のような、何かを予言するとか忠告を発するとか現実世界と関連した夢、③何の意味も見いだせない、夢、これが95%くらいかな。

睡眠は、大好きだ。いつでも、どこでも、何時間でも眠れる。睡眠は情動の乱れを収め、真の自分を取り戻す。重要なメールや手紙は、出来るだけ一晩おいてから出すことにしているが、いままで何件も出すのをやめている。睡眠は真の自分をとり戻す、心の安定剤だ。

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