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【映画感想】デューン 砂の惑星PART2

『デューン 砂の惑星PART2』良かった!

■一大歴史絵巻を見てる壮大さ!

未来のどこかなのに、
地球の過去や現在に係わる関係性。
アメリカと中東、王族、民の扇動の仕方。

途中の格闘場のシーンは無茶苦茶凄かった!
迫力!
人を感動させてかどわかすことが出来る。
死を厭わぬパフォーマンス!
教祖誕生!

■そう未来的なSF世界を描いているのに
その内容はこの世界の過去の惨状で合ったり
今現在の世界情勢で合ったり。

結局、人間はたいして進化してないってことかよ!
なんて思ったりもする。

しかしだからこそ。
そこに現状を打破するヒントがあるのだろうし。
同じような間違いを犯さない為にも必要。

■砂の惑星は植民地なのね。
スパイス(香料)と言う
大航海時代の香辛料的な何かすごいパワーのある粉が採掘されるらしい。
そこに帝国の貴族軍団が
原住民を搾取しに来るのね。

そこには貴族同士の内部構想、出世争いが合ったり。
地元民のレジスタンス活動
彼らに信じられている宗教、
その救世主伝説。

そして主人公の貴族の坊ちゃんは
何か血筋で超能力っぽいのが少し使える。

砂漠には巨大サンドワームが居て
人をパクパク食べる。

■そんな中で貴族の坊ちゃんは
ライバル貴族に一族滅亡させられちゃって
単身、地元のレジスタンス軍に入るのね。

初めは仲間から認められなかったのだけど。
徐々にその才能を開花していって。
戦いに勝利してゆく。
仲間との信頼も得た。

しかし偶然なのか彼の行動が
聖典に予言されている救世主の振る舞いに近いと
一部の仲間が騒ぎ出す。

そこで彼はそれを利用する感じで
のし上って行くのだ。

■もはやありがちな展開といえばそうなのだけど。
それを圧倒的な映像力で見せられると
やっぱりカッコ良いのよねー。

そして音も良い。
なんだろここ最近の映画や普通の音楽でも
ものすっごい重低音というか
音圧が凄い音がある。
昔の音のようにただ音が大きいだけでうるさい、
とかそういうわけでなく。
ハラワタに染み渡る音像があるのですよな。

■砂漠の荒野に小さなシルエットとして
ポツンと佇む男。
それだけで絵になるんですよねー。

そしてやはり、よくある展開というのは
王道の展開ということで。
しかしながらそれは現代の現実とも
すっぽり重なってしまうのですよね。

この世界はどうなるのか。
あの世界はどうするのか。

PART3が楽しみですね。

https://youtu.be/dPBZXMq7MJw?si=GX98X2l5uf4RiDna

映画『デューン 砂の惑星PART2』公式サイト


極楽京都日記: 【映画感想】デューン 砂の惑星PART2


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