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【映画感想】ベイビー・ドライバー

■映画館で見逃してずっと見よう見ようと思っていたのを
ようやく見たのです!

■これサイコー!
音楽がガッツリ絡んで
豪快で爽快なドライブテクニックな
クライムアクション!

ってそれだけじゃなくて
主人公の人生と青春が
くるりと開いて折り畳まれる。

「ブルースブラザーズ」のノリノリ感と
「俺たちに明日はない」のボニー&クライドの青春ぶっ放し感!
いや、俺たちに明日はないは見たことないのだけど、
大体わかる!
そうなのだ!

ベイビードライバー09

■主人公の通称ベイビーの青年は
幼い頃、両親を無くした交通事故の影響で
常に耳にノイズが走る。
だけど、イカす音楽を聞いていればそれは解消されるのだ!
サイコーな音楽をかけながら車を走らすと全てがぶっ飛ぶぜ!
それらの状況が作用したのかどうなのか、
彼は超ド級のスペシャルドライビングテクニックをその手に掴んだのだ!

■だがしかし!
運悪く犯罪プロデューサーの邪魔をしてしまい、
その損出の借金返済のために
ベイビードライバーは犯罪の逃し屋として活躍することになるのだった!

そんな話〜。

■なのでベイビーは根っからの悪党ではないので、
おっかなびっくり犯罪に関わるのよね。
基本的に気弱な青年なのです。
でもひとたびノリノリの音楽をかければ。
全力でアクセルを踏み込み、華麗なる怒涛のドライブテクニックを披露するのだった!

■そんな中、いつも行くダイナーのウエイトレスの娘といい感じになったりしちゃったりして。
でも、犯罪グループにはヤベェ奴が盛りだくさん!
どうなる?どうなのるのー!?

ベイビーの人生は破滅に向かって行ってしまうのか!
はたして!

そんな感じで若者の途方もない熱量におじさんは泣いちゃうわけですよ。

■いいよねー、
サントラ買おうかなー。

女の子がね、私の名前が出てくる曲はこれしかないのよ、
妹の名前はメアリーって言うんだけど。
アホみたいにメアリーの曲はあるじゃない?
私はいつもその曲の中では妹に恋人を盗られるのよ。
なんてなー。

え?あなたの名前はベイビー?
いいじゃない?
この世の全ての曲があなたのものよ。
ねぇ、BABY 聞いてよ今夜♪

■そんで笑ってしまうのは
銃撃戦で銃を撃つタイミングと音楽が一致するのよね。
スネアドラムを叩くたびに撃鉄が起こる。

■そしてなんだかんだで彼も犯罪に加担している、
そこからは逃れることはできない。
でも、どうにか幸せになって欲しい。
映画を見ながら最後までそう思ったね。

そしてどうにか最悪は切り抜けられたのかな?

どうかな?

■音楽は良いよね。
人生に音楽は必要だ。

最後、銃撃戦で鼓膜が破れて耳が聞こえなくなったとき。
彼の里親の耳が聞こえない爺ちゃんと同じく。
スピーカーからの音楽の振動を手で聞くんだよね。

そこから流れてくるのは彼の母親が歌う歌なんだ。
彼女は車を運転している。
そう、音楽を聴きながら車を運転して
どこまでも走っていきたい。


映画『ベイビー・ドライバー』 | オフィシャルサイト
https://bd-dvd.sonypictures.jp/babydriver/

極楽京都日記: 【映画感想】ベイビー・ドライバー https://kyotogokuraku.blogspot.com/2021/03/blog-post.html?spref=tw

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