【映画感想】化け猫あんずちゃん
■うわー、思ってた以上に良過ぎた!
別にゆるいって感じでも
自然派とか感動過ぎることなく
丁度良い塩梅で
人が望む理想の世界が
普通に何食わぬ顔でそこにあって
泣いちゃうのよねー。
心の中心にぽんと置いておきたい良い塊でした。
美しくて綺麗な当たり前なの。
■いましろたかしの漫画は昔コミックビームとかで読んでいたけど
決してアニメに向いている漫画ではない。
でも、これうまいこと行ったなー。
すごーい!
■なんか要素だけ見ると
よくある子供向けの感動モノになりがちな感じなのですよ。
でもそこは踏ん張って。
というかちゃんと作って。
いや、かと言って大人の好みにも擦り寄らず。
子供の気持ちも大人の気持ちも
実際の本当の所はこういう感じでしょ。
こういうところを目指したいでしょ?
というそんなすごく丁度良い場所に案内してくれているのですよ。
■化け猫のあんずちゃんとその妖怪仲間も。
かりんちゃんの子供らしい嫌らしさも。
お父ちゃんのダメダメ加減も
お母ちゃんのちょっとした言葉にも。
変に肩肘張らずに、
良い感じにしていきましょうや。
そんな心地よさに溢れてしまって。
ほんわかにしようかと思えば。
後半結構スペクタクルで
ドキドキのアクションシーンだったりで。
とても楽しい。
■そうだよ、人生なんて楽しいのが一番だよ。
そのためには自分の周りの人も幸福になっていてもらわないと困るし。
それに協力は惜しまんよ。
まぁ、でも面倒臭かったらやらんけど。
■そんな丁度良い塩梅で
心地よい夏の風は吹き抜けるのです。
素敵よね。
映画『化け猫あんずちゃん』公式サイト
化け猫あんずちゃん (コミックボンボンコミックス)
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極楽京都日記: 【映画感想】化け猫あんずちゃん https://kyotogokuraku.blogspot.com/2024/07/blog-post_29.html?spref=tw
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