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nikki 2019/4/5

待ちに待ったこの日がやって来た!

山登りの日!!

冬の時期は経験と装備が整ってないことと、
劇団の芝居があったので、登山を止めていた。

3月末くらいからどこに登ろうかと吟味して妄想して
これまで2度登ったことがあるけど、
まだ未到達の山頂がある丹沢山に決めた。

朝からおにぎりを握って、玉子焼まで作っちゃって
友達が誕生日にくれたバーナーとカップヌードル持って
冬の時期とは打って変わっての軽装で、山へ挑む。

序盤はキツイ。息も上がりっぱなし。
だんだん慣れてきて、1時間くらいブッ通しで歩いてると
最初のチェックポイント二の塔に辿り着く。

ここで初めて、富士山が拝める。
「うわぁ」とありきたりな歓声が自然とこぼれる。
前回はルートが違ったし、その前は悪天候で見えなかった。
富士山のパワー、美しさ、空とのコントラスト、何もかもが最高。

そこから富士山は私の登山にほぼ付き添ってくれた。
疲れた時は富士山を見て、ご飯中も富士山を見ていた。

飽きない。

富士山は飽きない。
富士山には毎年登っているが、
見ている方がよっぽどいいかも、とさえ思った。

目的地である丹沢山山頂(1567.1m)に到着。
予定通りカップヌードルを食べながら百福さんに感謝。
こんなに美味しいものを作ってくれてありがとう。
バーナーをくれた友人にも感謝。

幸せと達成感のあとに待っているのは、下山地獄だ。
下山地獄と言っても、勘違いしないでほしい。
登山とは、行きは登り、帰りは下りとイメージする人が多いと思うが
帰りにも「登り」がある。多々ある。(富士山を除いては)

下ったと思ったらちょっと登って、また下って、の繰り返し。
勘弁してよ!!って思う。だから嫌なんだ、下山は!!
それに加えて私はどうやら膝に爆弾を抱えているようで
大抵下山になると痛みだす。もう本当に痛いの!!
でも自分で下りるしかない。一人だし、抱えてくれる人いないし。
痛みと疲労と戦いながら、ひとり言やひとりカラオケで誤魔化しながら
ゆっくりゆっくり進んでいく。本当の意味で自分と向き合う。

そしたら見慣れたアスファルトの道が出てきて、
日常に帰って来たなぁと思える建物が見えてくる。
バスも定時にやってきて、駅まで私を運んでくれる。

活動時間は7時間、歩行距離は20キロ。

1日かけて、身体がボロボロになっても、また登りたいと思う。
登山って不思議な作業。

今日は日記というか、山日記。

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