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【2021/6/21】餃子習慣

ステイホームになるまでは、家で餃子をつくろうなんて考えは1ミリもなかった。餃子とは、餃子の王将や中華料理屋で食べるもの、もしくは冷凍やチルド餃子を焼くものだと考えていた。

だが。

この自粛期間中、友人と週一でインスタライブをやろうという話になり、そこで色々企画を考えたのだが、その中に手作り餃子対決があった。お互いで材料を準備しておき、調理の様子を実況中継しながら、最後は完成して食べるまでをライブ配信。見て下さった方にどちらが美味しそうだったか判定してもらい勝者を決めるというもの。(現在はやっておりません)

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結局、同票で引き分けに終わったのだが、そのことで、餃子づくりの楽しさを思い出した。

大学時代によく仲間の家に集まっては餃子パーティーをしていた。大学生の自宅パーティと言えば、餃子か鍋である。安いし簡単だしお腹いっぱいになるからだ。その頃のことを身体が覚えていた。包むのが異常にスピーディで上手かった(自分調べ)。

そして、わたしは気付いてしまった。
外で食べるより、家で作る方が安いと。

たしかに王将の餃子は美味しい。でも6つしか入ってない。もっと食べたいと思えば思うほどコストはかさむ。家で作ればどうだろう。同じコストで20個は余裕で作れる。餃子だけでお腹いっぱいになれる。ビールも進む。

再び、わたしは気付いてしまった。
餃子の皮で包んだら、大抵のものは美味いと。

ひき肉とニラと餃子の皮さえあれば作れる。豆腐やキノコやその他、味に主張のないものならば何を入れても大方問題がない。そして、失敗がない。皮が余ったら、チーズをのせて焼いたらおつまみになるし、ちくわとかカニカマとか練り物系を包んで焼いたらシンプルに旨いし、再びお肉を買ってまた作ってもいいし。

今日だってどうしても餃子が食べたかったけど、王将はラストオーダー過ぎてて、スーパー寄ってサクッと材料買って、家に帰ってから30分くらいでつくり上げて、お腹いっぱいだ。10個ほど余ったので冷凍した。またいつでも食べられる。幸せだ。

この自粛期間で私が手に入れたものは餃子習慣。

それはそれは幸せな習慣。

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