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【2021/5/22】色気をコピー

ヴィンチェンツォにハマっていて、さらにソン・ジュンギに沼っていることはこのnoteでもお伝え済みだ。

この記事を書いてちょうど1週間。当時6話を見終わった状況だったが、現在は16話まで進んでいる。その面白さとヴィンチェンツォのカッコ良さは回を重ねるごとに増すばかりで、このドラマから脱落する気配は全くない。早く全部見終わりたいけど、見終わるのが惜しい、そんな段階にきている。

彼はイタリアのブランド「ブラルロ」(架空らしい)を華麗に着こなし、時に冷酷な表情を、時に優しい眼差しを、たまにおちゃめな笑顔を、そしてセクシーな顔を見せてくれる。そのギャップが萌えの骨頂。

ただ、見くびらないでいただきたい。そのカッコよさに悶絶しているだけではない。そこから多くを学んでいる。

最近スーツを着る機会があって、そういう時はヴィンチェンツォの気持ちになりながら、動きをコピーするのだ。例えば、顔は動かさずに目だけ動かして右を見る。ドラマにもそういうシーンがある。

普通なら、目ン玉をピッと右に動かして終わり。それが一般人の目線の動き。いやそもそも目ン玉だけを動かすことすらあまりしない。顔ごと動かす。だけどヴィンチェンツォをコピーしたわたしは一度浅く目を閉じ、そこからゆっくりと瞼を開けながらやや下から右へと目線を動かすのだ。

簡単に言うと、もったいぶる。まるで右から敵が来ていることを事前に分かっていたかのように、落ち着いた様子で、表情を変えずに見る。撮影だとしたならカメラが寄りで来ているイメージ。もしかしたらスローモーションなのかもしれない。

実際、それをやっているわたしの右側には、吊革につかまってスマホを見ている男子学生がいるだけなのだけど、それでも、やる。そう、電車の中でひとりヴィンチェンツォごっこをやっている。

文字にするとヤバいやつに思われるかもしれない。でも電車に乗ったり、街中を歩いたりしているだけでは絶対にバレない。ある意味、カッコよさや色っぽさを生み出すための訓練でもある。

考えてみると、色気のある人はゆったりしていて、セカセカしていない。そして、何を考えているかあんまり読めない。自ら多くを語らない。そういう自分にない魅力をコピーすることで手に入れることが出来るのだ。

たくさんのことを学ばせてくれるヴィンチェンツォに感謝して、今日もしっかりと続きを見よう。

色気コピー中

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