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【2021/1/14】通し稽古

来週からいよいよ舞台の本番が始まる。

こんな状況の中で舞台に立てること。
見に来てくださるお客様がいること。
来られないけれど応援して下さる方がいること。

感謝して感謝して臨まなければならない。

今日は通し稽古と言って、始まりから終わりまで止めずにやる稽古を初めて行った。稽古場なのでもちろん劇場とは勝手が違うが、衣裳を着て、音響も入って、転換(場面を変える作業)も行って、ミスがあろうと何があろうと最後までとにかくやり切る。

本番でどのくらいの時間がかかるか、流れで見てみて気になる点はないか、不具合が出た箇所はないか、確認する意味でもとても重要な稽古である。この通し稽古をすると、いよいよ本番が近くなってきたなぁとますます身が引き締まる。

自分が演じているときだけが舞台ではない。裏でも作業があったり、転換の手伝いをしたり、他の演者のサポートをしたり。今回のお芝居は正直、休む暇がない。舞台の袖や裏で待機して、次の作業を待っている。同時に芝居を見て、笑ったり、感動したり、勉強したり。

自分の足りなさや未熟さと向き合う毎日。
上手くいったかなぁと思った次の瞬間には、反省してる。

だからこそ、楽しくて、ツラい。ツラくて、楽しい。

きっといつまで経っても、完璧とか満足とか得られないもの。

正解もなくて、間違いもない。

曲がりなりにもこの世界に身を置いている以上、覚悟と責任を持って、どんな自分とも向き合わないといけない。昨日の自分より1ミリでも前に進んだ、成長した自分で、舞台に立てるように。


配信チケット発売中です。
よろしかったら是非。


トップ画像:差し入れで頂いた叙々苑のお弁当。いつもありがとうございます。とつても美味しかったです!

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