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謎の集落と謎の祭り

旅のくだらない噺手帖「ミャンマー・ラオス旅編」
前回『Eバイクは良いバイク』も是非お読みください。

Eバイクで好き放題走っていると、色々なものに出くわした。

そんな中でも「なんじゃこりゃー!」だったのがコチラ。

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爆音で音楽を流しながらトラックを走らす若者たち。そして、

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龍柄の手作りの船(?)とパドルを持つ少年たち。周りに先生らしき大人も。そして彼らは先生指導の元、音楽に合わせてパドルを漕ぎ始める。それは学芸会クオリティ。でも何かスゴイことが起きるんじゃないかとしばらく見ていた。が、その単調なエアパドリングは永遠続いた。

私たちは再び走り出した。

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するとミャンマー人たちが集っている集落があり、さらにその先には川があった。そこでも何やら賑やかな音楽が聞こえてくる。行ってみると、

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今度は本当の船を漕いでいた。左側の船はスピーカーを乗せて追走している。多くの観客で盛り上がっていた。が、これが何のイベントなのか、何をしているのか全く分からない。でもきっと何かのお祭りだろう。毎日行われているようではなかったから、珍しいものが見れたと満足していた。

大通りへ戻ると、着飾った女性たちが列を成して歩いていた。

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バナナ、パイナップル、お花、お菓子、お金などを手に。これもお祭りのイベントのひとつなのだろう。とても華やかだった。

帰って調べてみると、ローカーナンダーパゴダ祭りだったようだ。ローカーナンダーは、エーヤワディー川のほとりにある黄金の寺院で、私たちは確かに目の前を通った。が、寺院疲れしていたので立ち寄りはしなかった。タイミングよくそのお祭りに出くわしたと言うわけだ。

ニューバガン(中心部より南のエリア)からオールドバガン(遺跡が林立するバガンの中心部)へ戻り、遅めの昼食を摂っていた私達。すると再び爆音が。まさかあのお祭り、ここまでやって来たのか・・・とレストランの外へ行くと、

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おじさんたちがカラオケを歌いながら練り歩いている。録音かなと思って確かめたけど、カラオケ機材っぽいのが積まれている台車と、マイクを握りしめたおじさんがいた。なんだこれは、なんなんだこれは。お祭りなのか、何かの集会なのか。なにより、歌うまくないんだよね。

誰か知っていた教えてほしい。あの謎のカラオケ大会の正体を。

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