お母さんへのラブレター

今日は母の誕生日。

いくつになったかは敢えて言わないでおこう。

わたしにはお母さんがいて、おばあちゃんがいて、ひいおばあちゃんがいて、そのずっと先にも祖先がいて、今ここにいる。その命のラリーが続いているからこそ、わたしがこの世に存在する。

お母さん。産まれてくれてありがとう。

そして

わたしを産んでくれてありがとう。

お母さんの望むようなわたしにはきっとなれていないけれど、これからも努力はするよ。もう何年も離れて暮らしているけれど、できるだけ同じ時を過ごしたいと思っているよ。思っているだけじゃダメだけどね。一緒にいる時、機嫌悪くなっちゃったり、お互いにスマホばっかりいじっちゃったり、その時を大切に出来ていない時もあるなって反省してる。お母さんの言葉にイラっとくることも多々あるよ。でもやっぱり私はお母さんが好きで、お母さんの子どもで良かったと思ってるよ。

顔だって似てないと思うけど、周りからは似ていると言われるよ。声なんかもっと似てるらしいよ。嬉しくないけど嬉しいよ。

親が子を想う気持ちは、わたしはまだ分からないけれど、お母さんがわたしのことを想ってくれているのは伝わっているよ。それでケンカにもなるけど、理解なんてし合えないやって投げ出す時もあるけど、でもやっぱりこの世でただひとりのお母さんだから。

わたしは長生きしたくない。

って言ってるけど、許されるならずっと生きていてほしい。今のまま元気で、ノリが良くて、お笑いとかにも詳しくて、なんだか楽しいお母さんでいてほしい。

来年も再来年もその先もずっと誕生日を祝わせて。

近くにいられないかもしれないけれど、ずっとそばにいる。

あなたの子どもで良かったと、ずっと思う。