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始まりはいつも10月だった

10月が始まった。

わたしがこの世に生まれてきて、38回目の10月。
そう考えると毎月毎月、特別に感じられるから不思議だ。

世間では、10月は下半期のスタートであり、秋が本格的に始まる時期であり、衣替えとか、なんやらかんやらで慌ただしい。とはいえ、2020年はこれまでとはちょっと違った10月になるだろう、そんな気もしている。

Facebookに自動で出てくる「過去のこの日」。それを眺めながら、ふとわたしの人生において10月は、節目であることが多いと感じた。学生時代、そして会社員時代までは、当然のように4月が全ての始まりだった。しかし2008年に会社員を辞め、芸能の道に足を踏み入れてからは10月に変わった。

まず現在所属する松竹芸能の養成所に入ったのが2008年10月。(養成所に入って1年経ってくすぶっている頃のブログ)

そして初めてラジオでレギュラー番組を頂いたのが2011年10月。(1周年の時に書いたブログ)

森脇健児さんとかけっこ教室をやらせてもらうようになったのが2015年10月。(懐かしのかけっこ教室…またやりたい)

初めて自分の脚本で舞台を打たせてもらうことが決まったのが2016年10月。(終演後に大号泣したのが、昨日のことのよう…)

山田ジャパンの劇団員になったのが2018年10月。(もう2年経つのね…)

そしてこの2020年の10月はどうなるだろう。どうしたいだろう。

何かを始めることは簡単だ。だけど続けることが難しい。

今までやってきたことを継続し、クオリティを上げることも大切。全く未知の分野に挑戦していくことも必要。

これまでの人生で、たまたま10月がそんなタイミングが多かった。それは自分の力ではなく、導いてくれたり、支えてもらったりしたからこそ出来たものばかりだ。これからもきっとそうだろう。自分の力なんて小さい。だけどいつも間口を大きく開いて、たくさんの人と出会って、なるだけ笑顔でいれば、10月の神様が微笑んでくれるかもしれない。

始まりはいつも、10月だ。

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