得意を伸ばすより、苦手をなくしたい私
何を思ったか、今、プログラミングを習っている。
平日の夜と週末。オンラインで授業を受けて、出された宿題を次の授業までにやる。
仕事をしつつ、家のことをしつつ、授業の時間と宿題の時間を確保する。
「厳しいけど、なんとかいけるかな」と思って申し込んだけど、やっぱり大変だった。時間のやりくりがうまくできない。
ぼーっとスマホでSNSを眺めたり、推しの動画を見たり、昼寝したり、お買い物行ったり。
そう言った時間がけっこうあったと自覚してるから、それらを切り詰めればいけるかなと思ってたけど。
足りない。時間が全然足りない。
宿題が半分くらいしか終わらずに授業を迎えてしまうこともある。辛い。
じっくり考えてると、あっという間に時間が過ぎてしまう。でもじっくり考えることが必要。睡眠も最低限のラインを切りたくない。ジレンマ。
プログラミングは苦手だった。
大学のC言語の授業で挫折した。それ以来苦手意識がずっとある。
別にいいや、と思ってた。
プログラミングができなくても、私は私の得意なことを伸ばそう、活かせばいいや。
だけど今の時代。デジタル人材とかDX人材とか言われているから、できたほうがいい気がしてきたし。
年を重ねてきて、節目が見えてきたタイミングで、
「自分ら絶対にやらないと思ってたこと、やってみようかな」
と考えるようになった。
ピアスを開けるとか。
転職するとか。
スタンディングのライブに行くとか。
プログラミングでコードを書くとか。
そういう、自分とは違う世界にあると思い込んでいたことを、やってみてもいいんじゃないかなと考えた。
そして、今。
まだ授業始まったばかりだし、やり切れるか不安しかないけど、純粋に何かを学ぶということが久しぶりで、新鮮だ。
また、ここしばらくは正しいも間違いもないような問いにばかり向き合ってたから、正しいときはきちんと動き、間違ってるときはエラーが出る現象は、なんていうか清々しい。
「言ってることは正しい。わかる。だけど今じゃないし、ここでもないし、言い方もそれじゃない」
と、現実世界で何度言われたか。
短期間で学べることなんてたかが知れてるし、すぐにこのスキルで稼ぐといったこと何でできないけど。
私は、完璧でなくていいから、できることを増やして、自分のできないことを減らしたい。
そうやって自己肯定感を上げていくんだ。
さて、今日もやるぞー!
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